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<孫育てさせてあげる!>メリットだけじゃない。地元で暮らすリアル「覚悟はある?」【第5話まんが】

前回からの続き。私(トモカ、34歳)は、地元で看護師として働きながら小学1年生の娘(リオ)を育てています。大学進学で一度東京に出た私は、就職を機に地元に戻ってきました。地元は東京から車で2時間ほどの場所です。本当は東京で働き続けたかったのですが、就職活動中に病気になった母が心配になり、地元で就職しました。いまも実家近くで夫と娘と3人で暮らし、ときどき実家の母を訪ねる日々です。最近、高校の同級生でもあり従姉妹のアユミから「地元に帰りたい」と相談を受けるようになりました。でも地元に帰りたい理由を聞くと、アユミには地元のいいところしか見えていない気がして私は少し心配になります。まずは旦那さんと話すように促しましたが、次の連休に再び帰省し、アユミの母(ハルコ)に改めて「地元で同居したい」と話すそうです。
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母もおばさんも孫は可愛いけれど、毎日お世話をすることは望んでいないようです。会うたびに嬉しいと思うのは本当の気持ちだと思うけれど、実際は「いつも一緒なのは大変」だと思っているんですよね……。私はずっとこっちにいたから、そんな母たちの気持ちがよくわかります。だけど離れて暮らしているアユミは、そういう言葉にしない気持ちのようなものをなかなか知る機会がなかったのかもしれません。

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きっと私だってアユミの立場なら同じです。帰省する間だけなら、この地域で暮らすのもきっと楽しいでしょう。でも実際は普段からの付き合いの中で、人間関係のしがらみや地域ならではの風習など、いろいろと乗り越えていかなければいけないものがあるのです。もしアユミがどうしても地元に帰ってきたいというのなら、そういった“現実”にも目を向けたうえで、決めたほうがいい。言い過ぎたかもしれないとは思いましたが、人生の大きな決断だからこそ、私は言わずにはいられませんでした。

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私は実家との関係は良好ですが、アユミほど実家好きではないと思います。実家が好きなのも、孫と親を頻繁に会わせたいと思うのもいいことですが、一緒に家庭を支え、子育てをする夫の意見をなおざりにしてはいけないと思います。実家に同居することに対し、旦那さんがNGを出しているなら、それまでなはずです。両親と一緒に子育てしたい人もいるでしょうが、そもそも子どもはまず夫婦で育てるものだと思うのです。自分の想いだけで突き進まず、夫や両親とよく話し合う大切さを改めて感じました。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・crono 編集・Natsu

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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