【突撃、世界ごはん!】ジャマイカ人宅でノリノリクッキング~!
こんにちは!日本に住んでいる外国人のお宅訪問企画、『突撃、世界ごはん!』第5回目は、ジャマイカ人のロイさんのお宅です!
-ハロ~!(わ~・・・見た目がイカつい!!)ロイさん、普段は何してるの?なんで日本に来たの?(怖い人だったらどうしよう!)
『僕はもともとアーミーで沖縄に2年いたんだ。その後一回アメリカに戻ったんだけど、日本が好きだから今度は東京に来て、今は幼稚園で英語の先生をやっているんだよ!』
そうなんですね!だからそんなにガタイがいいんですね!納得~!幼稚園の先生ってことは、優しそうじゃないですか。よかった~安心安心!
ボブ・マーリーを生んだレゲエの島、カリブ海に浮かぶジャマイカ。
ジャマイカは、中央アメリカ、カリブ海にある島国。ジャマイカといえばレゲエの本場。そして青い海に白砂のビーチ・・・そんなイメージですが、ジャマイカのごはんっていったい・・・?早速ロイさんと一緒にレッツクッキング♪
ジャマイカではドラム缶に炭火でジャークチキンを焼く光景が日常的
『ジャマイカ料理といえば、ジャークチキンに、ソルトフィッシュ、ライスアンドピーズ(豆ごはん)さ!』と言うことで、まずは『ジャークチキン』から!
『ジャークチキン』は、鶏肉にシーズニングという、オールスパイス、ナツメグ、シナモン、オニオン、ガーリック、ブラウンシュガー、タイム、チリなどをブレンドしたスパイスを下味につけて焼いたもの。
まずは200度のオーブンで25分、裏返して25分、また裏返して30分で出来上がり!どんどん色が濃くなっていきます!
途中味見させてもらったところ、ものすっごくスパイシー!!ひ~!ロイさん水ちょーだい!!と言って出てきたのはものすごく強いカクテル。どうやらラム酒はジャマイカの特産品のひとつらしい。お水お願いしたんだけどね・・・ロイさんもレゲエが流れる中ビールを飲んでノリノリクッキング中だし、ついていくしかない・・・!
ちなみにシーズニングはカルディなどでも売っていて、つけて焼くだけなので日本でも簡単に再現できちゃいます!
熟す前のアキーを食べると猛毒で死ぬことも・・・!?
出典:http://shiningsun.exblog.jp/8728636/
『ソルトフィッシュ』は、アキーという木の実と、塩漬けの魚を使った料理。アキーの実を食べるのはジャマイカだけだそう。料理に使うのは、黒い部分ではなく白い部分。これが缶詰で売っているので、一年中食べられるそうです。缶を開けてそのままの状態で食べてみましたが、なんだか淡白で、白子みたいな食感。見た目はゆで卵の黄身みたい。これを料理するなんて全く未知の食べ物です~~!
塩漬けの魚は、干しダラを使います。まずは干しダラをゆで柔らかくなったら、ほぐしながら骨を取り除きます。
フライパンにオリーブオイルを熱して、タラを炒めオレガノ、シーズニング、タイムをぱっぱっ。
一度ボウルに移して、同じフライパンで小ねぎ、スライスしたたまねぎ、トマトの角切り、赤・黄・オレンジのパプリカの角切りを炒め、オレガノ、シーズニング、パセリ、黒胡椒で濃いめに味付けします。先ほどのタラを戻し、水を切ったアキーの缶詰を入れて混ぜてフタをして蒸し焼きにして完成!
日本であずき缶を買ったらペースト(こしあん)でとんでもなく驚いた
次は、ジャマイカの豆ごはん、『ライスアンドピーズ』です!
現地では、レッドキドニービーンズを使っているそうですが、日本で作れないものかとスーパーで赤い豆を探したロイさん。あずき缶を見つけ、これならできそう!と家で開けてみたら・・・『ワッツハプン!?!?どうしてペーストになっちゃったの!?』とすごくびっくりしたそう(笑)
もう一度スーパーにいき、『レッドビーンズをくれ』と言って差し出されたのは同じこしあん。『これじゃないんだ!僕が欲しいのはこのパッケージの写真のレッドビーンズなんだ。ビーンズだってば。ビ・イ・ン・ズっ!!』と何度も説明してやっとゆであずき缶にたどり着いたそう(笑)
さて、作り方はとっても簡単!洗ったジャスミン米(長細いお米がベスト)に、ゆであずき缶を入れ、ココナッツミルク、お水を入れて炊飯器で炊くだけ~!ちなみにジャマイカでは白米は食べないそうですよ!
そうして作っているうちに、ジャークチキンが完成!!できた~!!
この時点でお腹はぺこぺこ。でもまだ作ってくれるということで、サイドディッシュとデザートは後半でご紹介したいと思います。さらにジャマイカの結婚観についても聞いてみちゃいますよ!
後半はこちら!『世界の子育て!ジャマイカの躾はムチで子供をバシバシ叩く!?』