<1日くらい帰省しろ!>年末も勉強。やる気度が高い息子「ラッキー」【第2話まんが:義姉の気持ち】
前回からの続き。私(ナミカ)は、夫(タツキ)と息子(シュン、小学3年生)の3人で東京に住んでいます。私の実家は東京近郊にあり、日帰りも可能な距離ですが、義実家は車で5時間ほどの遠方にあります。義実家近くには夫の妹(義妹キョウコ)一家が暮らしています。義妹は義両親と同居していませんが、毎日のように義実家を訪ねているそうです。私は義実家への帰省はいつも憂鬱。義両親はいい人で関係も悪くはありません。しかし……私は義妹がとても苦手なのです……。
実は……夫も自分の実家がそんなに好きではないようです。実家がというより「義妹のキョウコちゃんが」苦手だと聞いたことがあります。つまり、夫も私もクセのある義妹への苦手意識が強いのです。( 夫から義妹に向けて毒のある言葉が出てくることはありますが、私から義妹を悪く言ったことはないです)
帰省はしないことに決まりました。ただ息子は帰省すると、いとこである義妹の子どもたちと遊ぶのが恒例です。
息子が義実家への帰省を楽しみにしているかもしれないと思い、一応聞いてみました。「んー? 別にどっちでもいいよ」
「シュンが楽しくてやりたいのなら」と私も夫も軽い気持ちで承諾し、シュンを塾に通わせはじめて今に至ります。まだ「中学受験をする」と決めたわけじゃないですが、通っている塾の内容を考えると、受験の可能性が高いと思って通わせています。思いがけず、帰省しなくてよくなった今年の年末年始。正直とってもうれしいです。
「帰省しない」という義実家への連絡は夫からしてもらいました。義母は優しく柔軟な人なので、事情を話すとあっさり了承してくれました。しかし義妹がしゃしゃり出てきたことでとても厄介な事態に……!? 義妹は、いつも自分の意見ばかりで、すんなり話を聞いてくれるタイプではありません。どうか揉めごとになりませんように、と願うばかりです。これを機に、「年末年始=夫の実家に帰省」という雰囲気もどうにかしてほしいです。
原案・編集部 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ