子連れ旅「星野リゾート リゾナーレ那須」で大自然&リゾート気分を満喫!
普段は仕事や家事に追われて、家族とゆっくり過ごす時間が取れないこともあるでしょう。だからこそ、家族旅行は大事に計画したいもの。今回のお出かけ情報では、家族で過ごす「星野リゾート リゾナーレ那須」の魅力をお伝えします!
アグリツーリズモリゾート「星野リゾート リゾナーレ那須」
リゾナーレ那須は、栃木県那須町にあります。行き方は東京方面から車なら新宿ICから東北自動車道にのり那須ICまで約130分、そこからは約20分で到着。電車であればJR東北新幹線で那須塩原駅まで約60分、そこから無料送迎バスを利用して約35分で着きます。アクセスもしやすく、那須高原の豊かな自然に囲まれたリゾートホテルです。
リゾナーレ那須では地域の生産活動を楽しむ「アグリツーリズモ(※)リゾート」として、食事だけでなくさまざまなアクティビティも楽しめるのが魅力。施設内の農園で種まきなどの農作業や、野菜の収穫を体験できます。施設内には那須の大自然を間近に感じられる客室やおしゃれなレストランもあります。
客室から広大な田んぼと紅葉が一望できる贅沢な眺め
リゾナーレ那須に車で向かう道中は雨が降っていましたが、到着する頃にはすっかり雨が止み天気が良くなりました。フロントから客室へと続く道は緑に包まれ、木々や植物が溢れています。
天然生林には、全部で43の客室が点在。私たち家族が泊まったのは本館にある「デラックスメゾネット」です。ほかに小さな子ども連れの家族も安心な、階段がない「スペーリアタイプ」など、本館・別館(別館内 2エリア)に、計10種類の客室があります。
客室に入ると目に飛び込んできたのは、大きな窓とテラスの向こうに広がる那須の大自然! 1階はリビングスペースで2階にはベッドルームがあります。まるで自宅にいるかのようにくつろげそう。
こちらの部屋からは約8,500㎡ある広大な田んぼが一望できます。洗練されたデザインながら木のぬくもりを感じられるこの部屋で贅沢な景色を見ていると、まるで森の中で過ごしているかのような気分に。
1階と2階には広い窓が設置されていて、窓の向こうに広がる緑豊かな自然を思う存分味わうことができます。今回訪れたのは秋の季節。1階のテラス席や2階のベッドルームからは色づいた紅葉が見られました。
昼間にテラス席に座って景色を楽しむだけでも十分癒されますが、おすすめは夜! 子どもたちが寝たあとに月を眺めながら、のんびり大人の時間を過ごすことができます。
別館にあるラウンジで一息
施設内には本館とは別に、パブリッシングスペースとして仕事などができるラウンジを備えた別館があります。ここではセルフサービスで、コーヒーや紅茶を飲むことができます。ゆったりとしてシックな空間で仕事をしたりのんびり本を読んだりすれば、インスピレーションも高まり良いアイデアが浮かぶかも。
オリジナルハーブティーやヒンメリづくりに挑戦!
客室で一息ついたあとは、施設内を巡ってみました。広大な敷地内を散歩しているとグリーンハウスを発見! ここでは「オリジナルハーブティーづくり」や、豊作を祈願するフィンランドの伝統装飾品「ヒンメリづくり」を楽しめるそうです。さっそく子どもたちと一緒に参加することに。
まずはオリジナルハーブティーづくりを体験。4種類のハーブから好きなものを袋に詰めます。その袋をカップに入れてお湯を注いで待つこと3分、自分だけのオリジナルハーブティーが完成! とっても良い香りに包まれました。
ハーブティーを飲みながら、次は北欧の伝統的な飾り物ヒンメリづくりに挑戦! お手本をもとに作ってみるものの、これが意外と難しい! 子どもたちは「どんな形にしよ~? 簡単なのを作ってみる!」と、楽しそうにそれぞれ気に入った形を作っていました。オリジナルハーブティーとヒンメリづくり体験は予約なしで気軽に楽しめます。
田んぼの畔に田の字型の特別席「田んぼっくす」が!
グリーンハウスを出ると目の前には最高の景色が! 広大な田んぼと、その後ろには那須の山々が見えました。
ここでの注目は、畑の畔に漢字の「田」の字型ボックスが設置されていること。その名も「田んぼっくす」。この「田んぼっくす」はアグリツーリズモリゾートの主要コンテンツである「田んぼ」をより楽しめる設備として設置されたもの。ボックスの中にあるイスに座って田んぼを眺めてみると……。
なんだかかくれんぼをしている気分(笑)。目の前の田んぼの稲穂が風に揺れるのを見ながら癒されるひとときを過ごせます。
ビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」で味わう地元産新鮮野菜に舌鼓
夕食はイタリアンビュッフェ「SHAKI SHAKI」でおいしい料理を楽しみました。
野菜をたっぷり使ったクラムチャウダーや豚肉とキャベツの煮込み。かぼちゃのサラダやショートパスタなど、那須の新鮮な野菜やフルーツを使ったお料理がとってもおいし~い! 夫も子どもたちも「箸が止まらない」「つい食べ過ぎちゃう!」と大絶賛です。
ディナータイムにはメインディッシュだけでなく、彩り豊かな野菜のローストをチーズディップで楽しみました。
他にも日替わりメニューのローストビーフもいただきました。ローストビーフは洋風ワサビのペーストをつけて食べると、おいしさアップ! 子どもたちでも食べられる辛さで、あまりのおいしさに子どもたちはローストビーフをおかわりしたほどです。
「もうおなかいっぱい!」といいつつも、デザートは別腹(笑)。子どもたちも「どれを食べよう~?」と、ティラミスやブルーベリーのパンナコッタ、レアチーズムース、チョコムースケーキ、パウンドケーキ、カラフルなマシュマロケーキなどから、好きなものを選んでいました。ソフトクリームを作り、好きなものをトッピングすることもできました。
森を眺めながら入る那須温泉
夕食のあとは、一日の疲れをとるために大浴場へ。那須連山の最高峰「茶臼岳」から湧き出る火山性の那須温泉は、古くから親しまれてきました。大浴場のほかに露天風呂があり、森を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
朝は小鳥のさえずりを聴きながら朝日が差し込むのを眺めたり、夜はライトアップされた幻想的な風景に癒されたり。朝と夜で異なった雰囲気を味わえるのも、この大浴場の魅力。時間があったら、両方の時間帯を訪れてみてくださいね。
大浴場には子ども用のイスも設置してあるので、小さな子も楽しくお風呂タイムを過ごせそうです。
洗面スペースには、艶髪になると評判の「ReFa」のドライヤーやクレンジングがあり、私の髪もツヤツヤに(笑)。普段は忙しくて、自分の肌や髪のお手入れまでなかなか手が回らなくても、ここなら思う存分自分磨きができます!
部屋に戻って飲んだリンゴジュースは、那須で作られたもの。子どもたちも大満足の逸品でした。
文・馬渡由香子 編集・ここのえ
取材協力:星野リゾート リゾナーレ那須