<食事作り15年>旦那に「メニューがマンネリ化してる」と言われ心が折れた。ハッキリ言おうか?
毎日の食事作りは本当に大変。献立を決めて在庫チェックをしたら買い出しへ。予算・鮮度・量のバランスを考えて商品を吟味。食材が傷まぬよう注意しながら帰宅。常温・冷蔵・冷凍などに食材を振りわけ、可能であれば食材の下処理などをする。このあとようやく調理に入るわけですが、作らない人って食事作りにこれだけの工程があることを理解していないことが多いですよね。
『旦那は自営業で、ほぼ365日私が昼食と夕食を作ります。しかし旦那は惣菜やテイクアウトを嫌うので毎日なにを作るかに苦労しています。外出自体を嫌がるタイプなので、外食なんて誕生日以外に行くことはありません。結婚して15年。なんとか毎日頑張ってきましたが、最近メニューがマンネリ化していると指摘され、いい加減疲れてきました』
自営業を営む旦那さんへの食事作りに疲弊している投稿者さん。惣菜もテイクアウトも外食もダメといった制限のなか、なんとか毎日頑張って食事作りを続けてきたのでしょう。しかし旦那さんからの心ない指摘のせいで、心が折れそうになっているようです。このようなツラい状況の投稿者さんに、どのような言葉をかけてあげればいいのでしょう。
「なにも作らなくていい!」と怒り心頭なママたち
『今日は肉じゃがに小松菜おひたし、きんぴらとお味噌汁に白ごはんを出しました』
とてもおいしそうな献立を紹介してくれた投稿者さん。このクオリティで毎食きちんと作っておられるとはスゴイ。なのに毎日このレベルで昼食・夕食を完全手作り、なおかつ献立はマンネリ化させないようにしろという旦那さん。話を聞いていると、なんだか怒りがふつふつとわいてきそうです。
ワガママ旦那は許しません!
なんとか旦那さんの要望に答えようと頑張ってきた投稿者さん。しかし食事作りの大変さをまったく理解せず「もっと頑張れ」とか「努力が足りない」みたいな言葉を投げかけられて、誰が頑張り続けられるのでしょう。むしろ、毎日自分好みの食事を作ってもらっていることに感謝してもしきれないはず。投稿者さんの大変さを理解できるからこそ、ママたちは怒りを覚えるのかもしれませんね。
ムリだと突きつけてしまおう
『毎日の自炊が大変だってことを、ハッキリ旦那に伝えたほうがいいよ。惣菜やテイクアウトに文句があるなら、ご自分の好きなようにしてくださいっていってやればいい』
『「毎日違うメニューをあなた好みの味つけで作れと言うのはワガママです。このままでは毎日の食事作りが苦痛です」と突きつける』
ママたちからは、なかなか手厳しい声が寄せられています。しかしコレぐらいきっぱりハッキリと旦那さんに突きつけることも、ときには必要ではないでしょうか。投稿者さんは旦那さんの希望に100%応えなきゃと考えているのでしょうが、このままでは自分の心が折れてしまいかねません。自分の心を守るためにも、「これ以上はムリです」と伝えてみてはいかがでしょう。
なにを言われても開きなおる
『同じメニューの繰り返しを指摘されたら「ええ、そうよ。それがなに? イヤなら食べなくていいわよ」って返す』
献立がマンネリ化していることを指摘されても、適当にあしらってしまえばいいんです。旦那さんからの指摘に、つい「私がいけないんだ」と自分を責めてしまったのかもしれません。しかし15年間、毎日旦那さん好みの食事を作り続けてきた努力を、なかったことにするような発言にいちいち構っていたら身も心ももちません。「わかった~」と軽くあしらっておいて、毎回すっとぼけてやりましょう!
諦めないで。問題解決へむけたアドバイス
投稿者さんの旦那さんに対し、ママたちの怒りはおさまらないようです。しかし、投稿者さんはなんとかして問題解決を目指しているかもしれません。そこで、役立ちそうなアドバイスも見てみましょう。
ネットのレシピを活用しよう
『とりあえずネットでいろいろ探して見てみたら? 料理研究家のレシピ動画がたくさん出てくるよ。簡単に調理できるものとか目新しいものとかも出てくるし、献立まで考えられている動画とかもあって便利だよ』
『スーパーでその日の安い材料を確認したら、その場でスマホを使い、レシピをネット検索して献立を決めています』
いまやスーパーのチラシですらスマホからチェックできる時代です。この文明の利器を使って、毎日の献立作りを楽にしてしまいましょう。ママの声にあるように、スーパーに行ってから「今日は鶏むね肉が安いな」と思った瞬間に「鶏むね肉 簡単 レシピ」などのキーワードでスマホ検索すれば、あっという間にさまざまなレシピが出てきます。献立に悩むことをやめることも上手な手抜き方法ですから、ぜひ試してみてください。
半調理品などを活用しよう
『うちは以前、宅配食材を頼んでいたんだけど、結構オススメ。メニューが被らないし調理も簡単。半調理とはいえ、手作りだし(笑)』
『宅配食材がオススメ。レシピを見ながら作るだけだし、献立を考える必要もない。栄養バランスも取れているし買い物も行かなくていい』
お惣菜やテイクアウト、デリバリーは一切口にしないという旦那さん。ならば半調理品などはいかがでしょう。宅配食材などを利用すれば、買い物に行かなくてもいい上に、献立も考えなくていい。毎回宅配食材にするのではなく、適度に取り入れていくことで、食卓のマンネリ化を防げる上に家事が楽になりそうですね。
自分が変わるか、相手が変わるか
『毎日旦那に「今日はなに食べたい?」って聞くことにしたら? 旦那も毎日ともなれば、考えて答えることも面倒になってきてそのうち黙るよ』
結局のところ、自分が変わるか相手が変わるか、ゴールはこの2択のみ。できれば旦那さんに料理の大変さに対する理解を求め、もう少し歩み寄ってほしいところです。しかしそれも難しそうであれば、よくも悪くも自分が変わるしか解決への道はないのかもしれません。ママたちの声を参考に、ご自身の負担ができるだけ少ない方法を試してみてはいかがでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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