<セクハラ上司を……>「課長の接し方は異常!」働きやすい環境を自分で守るため行動【第5話まんが】
前回からの続き。私はユキコ(35歳)です。1年ほど前に正社員として就職が決まりました。しかし上司のヤスオカ課長(50歳)に好意を抱かれてしまったらしく、なにかと付きまとわれがちに。せっかくいい職場に巡り合えたのに、上司のせいでユウウツです。しつこいLINEに加え、仕事中の写真まで隠し撮り。挙句の果てには「ヤスオカの妻」と名乗る人物から、私のスマホに着信があり「夫のスマホにあなたの写真がたくさん保存されていた」「不倫しているんだろう」「訴えてやる」と問い詰められてしまったのです。翌日仕事をしていると、女性の先輩、イガラシさんが私に近づき、自身のスマホをそっと見せてくれました。そこには私に送るはずだったと思われる盗撮写真がイガラシさんに誤送信されていたようです。
イガラシさんのスマホ画面をスクショして証拠を保存しつつ、イガラシさんとともに人事部に行きました。直属の上司からセクハラを受けていること、昨日奥さんからあらぬ疑いをかけられ、訴えると脅されたこと、それからイガラシさんあてに私の盗撮写真が誤送信されていることを告げました。人事部の部屋を出ると、そこにはなんと……怖い顔をしたヤスオカ課長が……。「オマエら人事に何をつげ口した?」
その後しばらくして会社とヤスオカ課長の聞き取り調査も終わり、処分が決定しました。降格し、隣県の営業所へ移動になったのです。
実はヤスオカ課長のセクハラ騒動はこれで2回目なんだとか。私が入社するずいぶん前にもあったらしく、そのときは厳重注意で終わったそうです。しかし、セクハラにあった子は会社を辞めてしまったそうです。この事実は長年勤めている、それにごく一部の人だけが知ることだったといいます。
今思えば、もっと早く会社の人たちに相談していればよかったのかもしれません。波風を立てたくない思いや、仕事面ではヤスオカ課長を尊敬しているという思いから、相談をためらってしまいました。人事がすぐに動いてくれたこと、イガラシさんのように寄り添ってくれる人がいたことはとてもうれしいことでした。
あれからヤスオカ課長と奥さんからの連絡は一切ありません。このまま静かに収束していくことをただただ願うばかりです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・まゆか! 編集・横内みか