<母のフキハラ>世話好きの母「しっかり休みなさい」産後を実家で過ごす私、夫の訪問【第1話まんが】
最近の話です。私(リコ)は、先日第一子のカイトを出産したばかり。
夫のタカオは陣痛が始まったと聞いてすぐに駆けつけ、なんとか間に合い、2人で長男カイトの誕生を喜びを分かちあうことができました。
そして私はいま実家でお世話になっています。里帰り出産で、夫タカオと暮らす自宅からは車で4時間の距離です。
私がカイトの世話に追われていると「リコ、お母さんが代わるからご飯食べちゃいなさい」母がすぐにサポートに入ってくれます。今はしばらく母に助けてもらいながら初めての育児を頑張ろうと思うのでした。
父はまだ現役で働いているため、平日の日中は母と2人きりです。
「また吐き戻し……。少し母乳を飲ませすぎなんじゃない?」「カイトくん、こんな薄着で大丈夫?」「あーホラ、うんちのときはもっと丁寧に拭かなくちゃ!かぶれるわよ!」怒涛の口出しを笑顔で受け流します。
母は昔から心配性で気を使うタイプの人。過度な心配から、育児にいろいろ口を出してきたりもしますが、助かっていることの方が多いので問題ありませんでした。母の言葉に甘えて、実家でのんびり産後を過ごさせてもらっています。
しかし、里帰りを始めて、しばらくするとひとつ問題が発生しました……。
週の頭に夫のタカオからLINEがきました。内容は「今週末、リコとカイトに会いに行ってもいいかな?」という内容でした。4時間もかかる道のりですが、頻繁に会いに来てくれる夫タカオ。私も会いにきてほしいと思います。
私は恐る恐る母に訊ねます。「あの……お母さん。タカオが週末に来たいって言っているんだけれど……」するとそれを聞いた母は……。
「えーー!」とすごくイヤそうなリアクションの母。大きなため息までついていました。「来ちゃダメだなんて言えないでしょ!」明らかに不機嫌です。困りました……。
カイトのことはとても可愛がってくれる母。私の身の回りの世話もすすんでやってくれています。しかし私の夫タカオが来ることはあまりよく思っておらず、タカオがいなくなるとそれを露骨に態度にあらわすのです。タカオの「カイトに会いたい」という気持ちが分かるからこそ、私は頭を悩ませてしまうのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子