<イライラ妻、家出!>俺のがんばりを否定するフキゲンな妻「離婚よ!」【第7話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。俺は高橋ジュンヤ、妻のアコと息子・ユウセイの3人家族。アコの両親の実家の2階に住んでいて、二世帯住宅ってやつだ。結婚後すぐにアコは妊娠し、子どもを含めた幸せな生活が始まると思っていた。だけどユウセイが生まれた後、アコと喧嘩することが多くなっていた。だれかが母親になると女性は変わるって聞いてはいたけれど、そんなに急に変わるもの……!?
アコの気持ちも分かる。ただ正直、いつもいつも不機嫌な妻が家にいると思うと、家に帰る足取りが重くなる。本当は仕事で疲れているから、すぐにでも帰りたいんだが……。
妻は俺が家庭を顧みないっていうけれど、俺だって仕事が忙しいんだ。だけど働かないと生活ができない。家族がいるからこそ頑張って働いている。それなのに、父親でしょ! っていうひとことで、俺の頑張りを否定されているようで、なんだか複雑な気持ちになっていた。
こんな風に話はいつも解決せずに終わってしまう。アコの気持ちと俺の気持ちがぶつかって、消化できないまま、また翌日へ。このままじゃいけない。そんな俺にアコは……。
話し合いが平行線のままの日々がつづいていた。すると「離婚するしかないよね」とアコは度々口にするようになった。そしてある日家に帰ると、アコとユウセイがいない。よく見ると、テーブルの上には離婚届が置かれていた。
とりあえず冷静になる期間が必要かもしれない。そう思い、その日は休むことにした。
ある日、帰宅するとテーブルに置かれていたのは離婚届。え……離婚……!? なんで? 妻に話を聞こうとしたが、家にいない。両親のところにでも行ったんだろ。だったら特に心配する必要もないし、もう少しほとぼりが冷めてから話し合えばいいか。今日は疲れているし、ゆっくりしよう。
LINEの返信がない。それどころか、今日はいつも以上に忙しい。家に帰ってもだれもいないのだから、このまま会社に泊まろう。
そんなにブチきれられたら、話し合いだってできないじゃないか。妻は自分の言い分ばかり通そうと必死みたいだが、俺にだって言い分はある。俺の何が悪いんだ? 離婚、離婚って正直うっとおしいけど、アコとユウセイに対する愛情があるから仕事を頑張っているのに。それを妻はわかっているのだろうか。俺にこれ以上どうしろって言うんだよ。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・crono 編集・Natsu