<夫と義母が……!?>「お義母さんも不倫してましたね」逆らえない!【第6話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私はフミノ。トモキの母です。浮気性の夫に悩まされ、孤独に堪え切れなくなった私は不倫で寂しさを紛らわせていました。しかし家族に知られてしまい、離婚。自分で稼ぐこともできず、いまは息子のトモキから援助してもらいながら生活をしています。
トモキは毎月お金を振り込んではくれますが、滅多に実家に帰ってきませんでした。もうすぐ30歳になろうかというのに、結婚する気配もありません。(やっぱり不倫する両親を見て育ったから……かわいそうなことをしてしまった)
そんなある日……。
「紹介したい女性がいる」とトモキから連絡がきました。わが家にやってきたマイコさんは、明るくて感じのいいお嬢さん。仕事もがんばっていて、結婚後も仕事を続けるつもりだそうです。マイコさんとだったら……。
その後、孫のユズちゃんも誕生し、トモキもパパとして育児に積極的に参加しているようでした。息子一家の幸せそうな姿に、胸をなでおろしていたのに……。ある日、わが家に「あの女性」が現れたのです。
「初めまして、お義母さん。この子はショウ。トモキさんの息子です」
産まれて半年も経っていないくらいの赤ちゃんを抱っこした女性が突然現れました。どういうこと……?
「絶対にマイコに言うなよ! もしマイコに言ったら、毎月の援助は止めるから」
私に断る権利はなくなりました。マイコさんのことを思うと罪悪感で押しつぶされそうな日々でした。さらに相手の女性は……。
サオリさんがしつこく私の連絡先を聞いてきたので、仕方なく教えてしまいました。もしサオリさんを怒らせて、マイコさんやトモキの職場の人に不倫を暴露されてしまったら……そう思うと逆らうことはできなかったのです。しかも私が不倫をしていたことまでこのサオリさんは知っている……。
サオリさんは、何かにつけ私に子守りや用事を頼んできます。シングルマザーで子どもを育てるのは大変でしょうし、何より子どもに罪はありません。だからこそ渋々ながらも対応してきましたが、マイコさんに申し訳なくて……。私はいつまでこんな日々を送り続けなければならないのでしょうか……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・善哉あん 編集・Natsu