きょうだい仲が悪すぎる人いる?血のつながりがあるのに険悪な関係になったきっかけは?
血のつながったきょうだいは、お互いに助け合いながら仲良くしている場合もありますが、どうしても仲良くできないケースもありますね。ママスタコミュニティのあるママから、きょうだいの不仲について、こんな質問がありました。
『きょうだいで仲が悪くなったのは、何かきっかけがありますか?』
幼い頃からずっと一緒に育ってきたきょうだいですから、仲が悪くなるには何かしらのきっかけがあるはず。人それぞれ背景は異なるでしょうが、理由が気になりますね。きょうだいと仲が悪くなったのは、どんなことが原因だったのでしょうか。
きょうだいが不仲になる原因
親や祖父母の接し方が大きな影響を与えた
『親の育て方じゃない? 仲が悪くなるのって。どっちかを可愛がったり、ひいきをしたり』
『きっかけは上のきょうだいからのいじめ。いじめの原因は祖父母による孫差別。その分、親からは厳しくされ、上からはいじめられ最悪だった』
親や祖父母など一緒に住んでいる大人がきょうだいのどちらかを可愛がり、もう片方を邪険に扱うなどの差別がきょうだいの不仲の原因になることも多いようです。可愛がられている方は、大人たちが味方だと思っていじめをすることもあります。そうすると、厳しくされた方は可愛がられている方を憎むようになりますね。本来は、差別をしている大人たちに非があるますが、子どもなので大人に対しては何もできないのでしょう。
『うちの旦那と義姉はすごく仲が悪い。原因は、すべて義母。たとえば通知表を見て、義姉には「旦那くんは算数が5だったのに、負けているね」と言い、旦那には「義姉ちゃんは国語が5だったのに」と比較をしていたらしい。義母は、そうやって競争させることで伸びると思っていたと。結果、お互いに憎み合うようになっていたわ。今でもそう』
子どもの頃から周囲の大人から比べられ、否定的なことを言われると、相手がいなければよいのに……と思うものなのかもしれません。また自分の方が優秀になれば親から褒められますから、相手を蹴落とすことを考えるのでしょう。子どもを比較するのは、憎しみが生まれやすいようです。
どうしても性格が合わない
『うちの3姉妹は、上1人対下2人に分かれている。真ん中は末っ子5歳とは合うみたいで「可愛い」の連発。上の子は自分のペースを乱されるのが嫌で「こっちにくるな」と喧嘩。性格が合う合わないは重要だよね』
いくら血のつながりがあり同じ環境で育ったとしても、性格は人それぞれです。考え方が違うと意見を言ったり反発をしたりして、喧嘩に発展することもあるのでしょう。性格はそう簡単に変えられるものではありませんから、きょうだいの不仲が長く続く可能性もあります。
自分のことばかり考えている
『とにかく自分より他の人が幸せになるのが許せない性格。自分さえよければ身内を不幸にしてもよいという考え方なので、一生疎遠にしました』
血のつながったきょうだいですから、相手を思い助け合おうと考える人もいるのでしょう。一方では自分のことばかりで、きょうだいへの気遣いや思いやりがない人もいるようです。そうなると、付き合いたいとは思わなくなりますね。実際に距離をおくようになったママもいます。
お金のトラブルがあった
『父親が亡くなったとき、姉から遺産相続を放棄しろと言われた。あげく姉は母に生きているうちに遺言書を書いた方がよいと言って、私には何も渡さないように書かせている』
親が亡くなったときの遺産については、もめるケースもあります。自分が少しでも多くもらいたいと思い、きょうだいが争うようになるようです。お金は生きる上では必要なものですが、一方ではきょうだいの不仲の大きな原因になってしまいますね。
きょうだいの形はさまざま。今の家族を大切にすればよいのでは?
血のつながったきょうだいは、本来は仲良く助け合っていくのが理想の形なのでしょう。でも親など周囲の大人の影響やお互いの性格の違いによっては、心の傷を負う経験をするなど、どうしても受け入れられない場合もあります。そうなると必要最低限の付き合いで済ませたいと思うかもしれませんし、それは仕方のないことではないでしょうか。ママたちには旦那さんやお子さんという新しい家族がいますから、そちらを大切にしていけばよいのかもしれませんね。
文・こもも 編集・塚田萌 イラスト・Ponko
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