<過去の私にメッセージ>【前編】子育てで悩んでいた自分に「大丈夫!」と言ってあげたいことは?
出産という大仕事を成し遂げたあとには、怒涛のような子育ての日々が始まります。幼いわが子をみていると、ときには「ちゃんと育っているのかな?」と心配になることがあるかもしれません。ママスタコミュニティには小学5年生のお子さんのママから、自分の子育てを振り返ってこんな投稿がありました。
『うちの子は赤ちゃんのころよく泣く子だった。この子は何かおかしいのかも? と検索魔になってめちゃくちゃ悩んだ。今は小5で問題なんて何もない。あのころのことを振り返ると、そんなに悩まないで可愛がってあげれば良かったと思う。みなさんは自分の子育てを振り返って、悩まなくて良かったことや悩みすぎて後悔していることはありますか?』
投稿者さんのお子さんはスクスク成長し、元気に過ごしている小学生。しかし赤ちゃんだったころは「こんなに泣くのは、もしかしたら成長に問題があるのかもしれない」と不安だったそう。当時の自分は悩みすぎだったと後悔しているようですね。同じように、後悔を感じるほど悩んだママはいないかとの質問に、ママたちから次々とコメントが届きました。
心配しすぎて検索魔になったママたち
ママたちから寄せられた「私も検索魔になった!」「いろいろ調べまわった!」などコメントは数え切れないほど。育児書や母子手帳に書かれているような成長段階と、わが子の成長が少しでも違っていると心配になってしまいますよね。
『ことばが遅くて、夜中も眠れないほど悩んだ。検索魔にもなったし、市の相談室にも通った。今は普通の大学生』
『寝返りが遅かった。「何か問題があるのでは?」と疑心暗鬼になり、ネット検索ばかりしてノイローゼ寸前に。でもただ単に遅かっただけだった。あのころの私に「気にすんな!」って言ってあげたい』
『離乳食を全然食べなかった。レシピ本を見て勉強して、作っては食べないを繰り返して……。泣いたこともあった』
必要以上に検索ばかりしてしまったのは投稿者さんだけではなかったようです。今はスマホで検索をすれば、良くも悪くもさまざま情報を入手できます。情報がありすぎて何を信じたらいいのか分からなくなってしまうことも。子どもが大きくなり振り返れば、成長の目安はあくまで目安。その目安はどの子にも当てはまるわけではないと分かるのですが、当時はそのように思えないのはよくあることのようです。
食に関する悩みは尽きない
投稿者さんは、わが子がよく泣く子だったことを悩んだそうです。ほかのママたちからは泣く以外にも、さまざまな悩んだことが寄せられました。なかでも食べることに関する悩みは、お子さんがいくつになってもあるようです。
『完全母乳へのこだわり。ミルクでも母乳でも子どもは育つから、悩まなくても良かった。母乳が出なくても、おっぱいをあげる幸せをもっと楽しめば良かった』
『完全母乳だったけど授乳時間が長く、外せば泣く。「足りてないんじゃないか」って悩んでた。でも赤ちゃんは太ってたから足りてたんだよね』
『離乳食を全然食べない。「なんで食べてくれないの!」って怒鳴ったことがある。いまは大盛りラーメンを平らげる子』
『赤ちゃんのころから食欲旺盛でデカかった。子ども用の椅子に下半身がハマらない。「この子は肥満になる」って思ってたけど、高校生の今はガリガリ』
『2、3歳のころ全然食べない。食べても納豆とご飯だけ。中3の今、やせ型・長身・イケメン、ガツガツ食べる』
母乳なのかミルクなのか、悩んだママは少なくはないはず。母乳が出なくて悩んだママからは「劣等感を感じていた」とのコメントも。後になってみれば「母乳でもミルクでも子どもは育つ」と思えるのですが、当時はなかなか割り切れないものがあったことでしょう。その後やってくるのは離乳食に少食や偏食などの悩み。わが子の「食べること」に関する悩みは、尽きることはないのかもしれません。
「後悔を感じるほど悩んだことはありませんか」という投稿者さんの質問に寄せられた数々の経験談。今なら悩む必要がなかったと思えることも、そのときはそれしか選択肢がないこともあります。ママたちが子育てに懸命に向き合ってきた証なのでしょうね。
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- 子育てであんなに悩む必要なかったなと思うこと