<母の生活費、払えません!>涙あふれ……「オレたちは家族だろ!」頼れる存在に感謝【第4話まんが】
前回からの続き。
私はサヤカ。夫と幼稚園に通う娘と3人で暮らしています。あるとき、離れて暮らす実の母が足のケガで入院。
私と母は実はあまりいい関係ではなく、疎遠になっていました。意外と母は元気そうで安心しましたが、当分入院になりそうです。しかし入院中に、少しずつ母の抱える問題が浮き彫りになってきたのです。母が経済的に困窮していることが明らかになりました。父はすでに他界しており、頼れるきょうだいや親族はだれもいません。私がひとりでなんとかしなければならない状況なのです。
それがきっかけで母が経済的に困窮していることが明らかになりました。父はすでに他界しており、頼れるきょうだいや親族はだれもいません。母が滞納していた入院費、家賃や光熱費など生活費の未払いを私の貯金から清算。さらには体調が回復するまで、私たち家族の世話になりたいという母。この先どうしたらいいのでしょうか。
夫の言葉に安心して涙がとめどなくあふれました。
再会をうれしく思っていたのに……裏切られ、母の生活の実態を知って、お金もなくなり、母は「子どもだから当然」ともっと要求する。限界でした。
夫が「家族だから」と言ってくれてはっとしました。
身内だから……自分の親のことだからこそ、普通に考えればわかることが、見えなくなっていたのです。そもそも最初から私ひとりで解決できるような問題ではなかったのです。
夫と私は相談して、まずは病院に母の経済状況について正直に話をしました。それから病院の勧めもあり、自治体の相談窓口に行くことに。
病院も自治体の人もとても親身になってくれて、これから私たち家族がどんな選択をしたらよいのか、また母がひとりで暮らすにはどうしたらいいのかを一緒に考えてくれることになりました。
その後、お見舞いに行くたびに、相変わらず文句ばかり言っている母。しかし体調は徐々に良くなっているようです。自分の親のことは自分がなんとかしないと! とずっと思ってきました。
でも私には新しい家族がいる。
娘が小学生になるのに合わせて、パートから正社員になりました。娘の将来のためにも、母のために使い果たした貯金をもう一度0から貯め直しです。
痛い思いもしたけれど、家族や周りの人に頼ることの大切さを今回の件で教えられた気がしました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ちーめい 作画・よし田 編集・Natsu