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<大学生の娘がデキ婚!?>人生懸けて守ってくれた母を裏切ったのは私【第10話まんが:娘の気持ち】

前回からの続き。数年前の話です。私は大学3年生のアンナ。私の両親は小学校低学年のときに離婚をし、それからずっとお母さんと2人で暮らしています。大学生になり、4才年上のソウタと付き合いはじめたとき「学業優先でしっかり卒業する」ことを約束しました。しかし卒業まであと一年というタイミングで、私のお腹にはソウタとの赤ちゃんが……。すると私をひとりで育ててくれたお母さんは「もう連絡してこなくていい」「お母さんをやめる」と言って去っていきました。これはきっと事実上の勘当なのでしょう。気持ちの整理ができない私はしばらく呆然としていました。
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お母さんがどういう気持ちで「間違っても、子どもができて中退とか、急に結婚したくなったから退学したいとか、やめてね? 中途半端なことはしないで」「お母さんのお願いだからね? 学生のうちは学業優先ね!」と言っていたか、分かった気になっていたけれど、しっかりと考えていなかったのかもしれません。
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お母さんなら最後は分かってくれると思っていました。話せばわかってくれるし、産まれてくる子どものことも、何だかんだ言って可愛がってくれるって思っていたのです。

今まで私のことをあれだけ愛してくれたお母さんなんだもん。何があっても、私のことを見放すことはないって……どこかで高をくくっていたのかもしれません。
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「“お母さん”は、今日で終わり」「アンナ……元気でね」と立ち去るお母さんの顔が頭から離れないのです。あんな言葉を言わせてしまったのは、私だ……。私は最低だ……。
私は悲しみに打ちひしがれていると、ソウタがそっと話しかけてくれました。
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私は心のどこかでお母さんなら絶対に許してくれる、いつか認めてくれるだろうと思っていたのです。そしてお母さんもそんな私の甘えた心を読んでいたのでしょう。許されなくて当たり前です……。ひとりの母親として、これからはソウタとお腹の赤ちゃんとともに新生活に臨むつもりです。お母さんが私のことを「宝物」だと毎日抱きしめてくれていたように、どんなことがあってもこの子を守り抜いていくと誓います。

【第11話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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