<よその子に注意する?>公園の遊具で鬼ごっこする小学生。近くで幼児も遊んでいたら注意する?
公園で子どもたちが遊んでいる風景を「楽しそうだな」とか「元気だな」と微笑ましく眺めたことはありませんか? しかし遊んでいる子どもたちがジャングルジムの高いところから飛び降りたり、すべり台を逆から走って上がったりしていたらどうでしょう。さらに近くで小さな子どもが遊んでいたら、その場に居合わせた大人としてみなさんは注意を呼びかけますか? ママスタコミュニティに幼児と小学生のお子さんをもつママから、こんな投稿がありました。
『下の子を連れて公園に行ったら、上の子の同級生たちが遊具で鬼ごっこをしていた。でもその遊具には小さい子たちが数人遊んでいて、小さい子の親たちは迷惑そう。小学生たちは私が知っている子だったけれど、自分の子じゃないから注意しなかった。うちの上の子も、きっと同じように遊んでいるんだろうな』
小学生が夢中になって鬼ごっこをしているとなれば、周りにいる大人がヒヤヒヤするようなことはありそうです。公園は小学生だけの遊び場ではないですから、大人が注意をしても良さそうな場面ではあります。しかし投稿者さんをはじめ周囲にいた小さい子の親も注意をせずに見ていたようです。さてこの投稿を読んだママたちから、さまざまな意見が飛び交いました。
私なら注意するけどな
『私なら注意しちゃうかも。でも注意っていうか「遊具で鬼ごっこは危ないよ」とか「ここで遊びたいけど、いいかな?」って』
『私は注意していた。小学生くらいなら何が危ないかなんて分かってない。その場にいる大人が言わないと』
遊具で鬼ごっこをして遊んでいる小学生は、夢中になりすぎて怪我をしてしまうかもしれません。また一緒に遊具を使っている小さい子にも怪我をさせてしまうかも。まずは小学生たちに遊具を正しく使うよう促すのは必要なことだとママたちは考えたようです。なかには「注意して学校や学年、名前を聞く」とかなり厳しめなコメントするママもいました。注意の程度はいろいろありますが、公園はみんなの遊び場ですから小学生だけがわが物顔で遊んだり、危険な遊び方をしたりしては困りますよね。
小学生だって思い切り遊びたいはず
『小さい子がいたら気をつけた方がいいけれど、小学生にそこまで求めてもね。小学生にも楽しく遊ばせてあげたいよね。小さい子は小学生が来ない時間帯に遊べばいい』
『小学生なら本気の鬼ごっこがしたいよね。小学生の方に我慢しろっていうのは、かわいそう』
『小学生って、土日とか夕方くらいしか公園いない。その時間帯は小学生が遊べばいい』
一方こちらのママたちは、小さい子たちのほうが公園を小学生に譲ったほうがいいのではとのコメント。小学生は公園で遊べる時間が限られているのだから、小学生が使える時間帯や曜日には小さい子の親が配慮したほうがいいと考えているようです。
そもそも小学生が遊ぶ時間帯や曜日を避けている
また小学生くらいになると正しい遊具の使い方を知っていても「これくらいは大丈夫」と思って、多少危険な遊び方をしてしまうことはあるかもしれません。ある程度の遊び方は目をつむり、「危ない」と思うなら小さい子の親がわが子をよそへ連れて行くべきとの意見もありました。また小さい子のママからは、そもそも遠慮しているとの意見も寄せられました。
『私は小学生が遊びに来るだろう時間帯は連れていかない。小学生が鬼ごっこをするのに、遊具の下の方にいる幼児を気にかけるなんてできないと思うから』
『うちも未就園児だけど、長期休みや夕方は近寄らないようにしているよ。お互いに邪魔でしょ』
なかには「大きい子を注意するという考えがなかった」とコメントする小さいお子さんをもつママも。ある程度の年齢の高い子は活発に遊ぶものと考えて、ママたちはあらかじめ小学生が遊ぶ時間帯や曜日を避けているようです。遊び場は限られていますが、子どもの年齢に合わせて別々の時間帯を使えばトラブルは起きにくいでしょう。さまざまな年齢層の子どもたちへのママたちの配慮が感じられますね。
異年齢での交流も大事
公園の遊具で鬼ごっこに夢中な小学生への対応を巡って、「注意する」あるいは「小さい子の親が遠慮する」と意見が分かれましたが、何人かのママからはこんな小学生の姿が寄せられました。
『自分が小学生の親だったら「小さい子がいるから気をつけな!」って言う。でもさ小学生だって加減しているよね。私は小学生が小さい子にぶつかったり、メチャクチャやったりしているのを見たことないな。公園でいろんな年齢の子が遊ぶのも、学びがあっていいのではないかな』
『小学生って小さい子に気を使って遊んでいるよね。小さい子に順番を譲ってあげたり、優しくしたりする姿をよく見かけるよ』
『2歳児を連れて公園に行ったとき、小学生が遊具を使って激しく鬼ごっこをしていた。でもうちの子に気がついて「後ろに小さい子がいるから気をつけな」と声を掛け合ったり「先に行っていいよ」とか言ってくれたり。うちの子もこんな優しい子になってほしいな』
自分も楽しく遊びつつ周りの小さい子にも配慮する。小学生くらいの子どもにとって、決して簡単なことではないと思いますが、それを学んでいく場や周囲の関わりがあってこそ子どもは成長するのではないでしょうか。
みんなが使う場所だからこその配慮や工夫
みんなで使う公園での過ごし方は、さまざまな意見や考え方がありました。いろいろな年齢の子どもが集まる場だからこそ、年齢ごとに使う時間帯を分けたり、異年齢の子がいるときの遊び方を学べたりしますよね。そんななかで目に余るほどの危険な遊び方には、周囲にいる大人が注意を促した方がいいのかもしれません。どんな年齢の子どもも楽しく遊べる公園にするために、お互いに配慮しながら遊べたらいいですよね。
文・間宮陽子 編集・ここのえ イラスト・Ponko
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