義母に贈る母の日のプレゼント。贈り物の予算はいくらが妥当？＜ママのリアル調査＞

毎年5月の第2日曜日は 「母の日」です。この時期になると「母の日のプレゼントは何が良い？」と悩むこともあるのではないでしょうか。特に義母へのプレゼント選びは悩ましいですよね。内容もさることながら、ほかのママたちが義母へのプレゼントに使う予算も気になります。そこで今回ママスタセレクトでは、「お義母さんに贈る“母の日のプレゼント”予算はどのくらい？」と題したアンケートを実施しました。

回答に設定したのは「3,000円未満」「3,000円以上5,000円未満」「5,000円以上」「贈り物はしない」の4つです。果たして結果は……？

圧倒的多数となったのは……？

もっとも多かったのは「3,000円以上5,000円未満」を選んだママたちでした。全体の49.4％と約半数のママたちがこの価格帯を妥当と考えているようです。次に多かったのが「3,000円未満」で、23.4％のママたちが選択。対して「5,000円以上」の贈り物をする人も349人、15.7％いました。

また「贈り物はしない」と決めているのは全体の15.7％のママたち。そこにはこんな本音が隠れているようです。

義母に母の日の贈りものをしないママたちの本音

『プレゼントしてもお礼の連絡がなかった。次の年から贈り物は一切なし』

「贈ってもありがとうの言葉ひとつないのでやめました」など、せっかくの気持ちを台無しにされた、との思いが強いようです。

『花を贈ったら「花は夜も寝られないほど嫌い。しょせん自己満足だろう」と激怒されたので、その後一切なにもしていない』

「花を贈ったら、お金は別のことに使えと言われたので、それ以降送っていません」というママもいます。受け取る側にも好みがあるとはいえ、なかなか厳しい態度ですね……。

受け取った義母たちの反応は……

今回のアンケートでは、受け取ったお義母さんの反応についても聞きました。寄せられたコメントからは贈った方、贈られた方の双方の気持ちが垣間見られます。

喜ばれるのはやはり食べもの？

『毎年少し良いステーキ肉を贈っている。その日の晩御飯のステーキ写真が送られてきます！』

『うなぎは喜ばれます！』

『甘いものが好きなのでスイーツを渡すと喜んでくれる』

「名前入りのお酒」や「毎年好きなワインを贈っている」という声もありました。食べものやお酒は、本人の好みさえ分かれば確実に喜んでもらえそうですね。毎年同じものを贈っている、というママもいるかもしれません。

定番の花だけでなく、贈り物は多彩

花のプレゼントをするママも少なくありませんが、定番の赤いカーネーションばかりではなさそうです。

『後輩が栽培、販売しているレインボーのかすみ草の花束を贈ったら、インスタに投稿までして喜んでくれた』

『薔薇の苗が欲しいというので贈ったら、毎年「咲いたよ」と報告があって嬉しい』

「珍しい形の紫陽花を送りました。大切に飾った後、少し摘んで「押し花にするの」と。そんな義母が可愛い！」。お義母さんたちの喜ぶ様子が目に浮かぶようなコメントです。喜んでくれて嬉しい！　という贈ったママたちの素直な気持ちも伝わってきます。

また孫たちの手が加わった贈り物は喜びもひとしおのようです。

『今年は孫の写真を使ったカレンダーにしました！　孫パワーもあって喜んでいました！』

『写真立てを息子＆娘と一緒に造花でデコレーションして、息子が描いた義母の似顔絵を入れた。大喜びでした！』

時間も思いも込めた手作りの作品。お義母さんもその愛情をしっかりと受け取ってくれたようですね。

何を贈っても喜んでもらえない？無反応のお義母さんも

しかし贈り物を喜んでくれるお義母さんばかりではないようです。がっかりした経験をもつママたちもコメントを寄せました。

『コラーゲンドリンクを渡したら、1年間リビングに放置されていた』

『お礼の連絡は来るけど、飾られてるところを一度も見たことがない』

「一度もあげたものを身に着けた様子をみたことがない」とのコメントもありました。その場では喜んでくれたお義母さん。けれどその後、身に着けたり飾ったりしてくれない様子をみると、それが本心だったのだろうか……と心配になってしまいそうです。

『いつもプレゼントの感想はなし。高級コーヒーも美味しかったのかどうか分からないまま』

『私の名前で送っているのに、お礼の連絡は旦那にしてきて、私のことは無視！』

なかにはお礼の連絡さえもない、無反応なお義母さんもいるようです。

大切なのは相手を思う気持ち

『一日、義母の好きなところに行ってデートしました！　友達のようにたくさん写真を撮ったりして、すっごく楽しかった！』

『モノよりも一緒にご飯にいってご馳走したほうが嬉しそうでした』

母の日を特別な日として一緒に過ごした経験は、思い出深いものになったことでしょう。ママとお義母さん、どちらにとっても嬉しい時間になったのではないでしょうか。

寄せられたコメントを読むと、お義母さんが喜ぶかどうかに値段は関係ないようです。贈られた手作り品を大切にする人、モノより思い出を大切にする人もいれば、高級コーヒーを贈ってもお礼の連絡さえもない人もいるのですから……。母の日は相手を思い、相手に感謝を伝える日です。何より大切なのは”相手を思う気持ち”だと、改めて考えさせられる結果となりました。

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文・編集部　イラスト・森乃クコ

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