<夫に好きな人ができました>「妻に離婚の話をする」夫のスケジュール帳にナゾの記載【第3話まんが】
前回からの続き。
私(カナコ)は2児(カケルとミナト)の母です。次男のミナトが幼稚園に入ってから私はパートをはじめ、今まで以上に忙しい毎日を過ごしていました。夫のススムが仕事で悩んでいることにも気がつかず、私たちは少しずつすれ違っていくことになるのです。そのまま、また数年が経ち――。
ママ友から「これ、知り合いのお店でさ。何枚かもらったからあげる。よかったら行ってみて~」と駅前に先週オープンしたばっかりのレストランの割引チケットをもらいました。
今回はタイミングがあわなかっただけ。またいつでも一緒に行けるよね。そう思っていました。子育てはこれからどんどん落ち着いてくる。もちろん大変なところもあるとは思うけれど、私とススムは夫婦だから、これからもずっと手を取り合って子どもたちを支えながら、夫婦の時間も大切にしていこう……。しかし、ススムはそうは思っていなかったようでした。
ちょうどスケジュールの画面になっていたのをいいことに、私はススムの出張の日程を確認するだけのつもりでした。しかしそこには――。
私の目に信じられない文字が浮かんできたのです。見間違いかもしれないと何往復もしながら、1文字1文字確認していきます。
来週の出張のあとの土曜日に「カナコに離婚の話をする」翌日の日曜日には「ひとり暮らしの準備をはじめる」翌週の水曜日には「百井に結果を話す」いったいどういうこと? 離婚って嘘でしょう? それに百井って人とはどんな関係なの……。私は予想外の展開に頭がパニックになり、その場に座り込みました。
ススムの許可なくにスマホを見てしまったことは申し訳ないと思っています。でもまさかスケジュールに離婚の話をする予定まで書かれているとは思いもよらなかったのです。私は全身から血の気が引いていく気がしました。子どもたちのことはどう想っているの? 私への愛情はもうなくなってしまったのでしょうか。そして一体いつからススムはこの計画を立てていたのだろう……そう考えると怖くなります。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu