<元妻のウソ>「離婚の理由は不倫でしょ」娘が面会拒否「二度と私の前に現れないで」【第3話まんが】
前回からの続き。私は2人の子どもを育てる40代の柏木ナナです。夫ヨウタと社会人サークルで知り合ったのは30才の頃でした。ヨウタと元奥さんとのお別れが成立した後、私たちは付き合いはじめます。そして私はヨウタの過去を受け入れて人生を一緒に歩んでいこうと決めたのでした。
私とヨウタは結婚してすぐに娘を授かりました。名前はアンナ。ヨウタはアンナをとても可愛がっています。同時に前の奥さんとの子ども、ルミちゃんとも定期的に会っていました。養育費の支払いも続けています。今日もルミちゃんと一緒に映画を見にいくそう。結婚するときにヨウタから言われたことがあります。それはルミちゃんが成人するまでは父親としての責任を果たしたいということ。私との子どももルミちゃんも、平等に大事にしたいそうです。
ユウタがルミちゃんのことをアンナと同じくらい可愛がることについて、異論はありませんでした。ヨウタが元妻との子どもを放っておくような人であれば、私は彼に惹かれることはなかったでしょうし。ヨウタは子どもが大好きなようで仕事から帰ってきたあとも、アンナの面倒をよくみていました。ルミちゃんのときはあまり育児に関わらせてもらえなかったようで、アンナの世話ができることが嬉しいそうです。でも育児に関わらせてもらえなかったって……一般的に妻は夫が育児をすることを歓迎すると思ったので、少し不思議に感じました。
私とヨウタは2人で協力して家事育児に取り組みました。「子どもはすぐに大きくなるから今を大事に」その言葉をモットーとして、2人ともできる限り穏やかな気持ちで子どもに接するよう心掛けました。アンナのあと、私は長男ユウジを出産。そしてヨウタと結婚して10年ほど経ち……アンナは小学4年生、ユウジは小学校1年生になりました。私が仕事に復帰したので毎日バタバタして慌ただしいですが、みんなで助け合いながら幸せな家庭を築いています。
ヨウタはルミちゃんに愛情を持って面会を続けていました。しかし高校生になったルミちゃんから突き付けられたのは「二度と私の前に現れないで」という言葉……。ヨウタは身に覚えのないことを言われてショックを受けています。私はいったいどうしてあげたらいいのでしょうか?
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子