＜親バカはいつまで？＞「恥ずかしい〜！！」勘違いから知る母の思い……【姉と双子のダイアリー7】

前回からの続き。長女アンと双子フウ・ライの3人を育てています。長女のアンがこの間、無事幼稚園を卒園しました。これは離れて暮らす実母に卒園式の写真を送ったときのことです。私は自分の写真があまり好きでないのでいつも子どもの写真だけを送ります。祖母の立場なら孫が可愛いだろうし、孫の写真をたくさん見たいだろうと思ってのことです。

数枚送ってしばらくして母から返信が来ました。
「アンもフウもライもオシャレして可愛いね。孫たちも素敵だけどさくらもとっても素敵だよ！」
ん？　自分が写っている写真は送っていないのに……私は不思議に思い送った写真を見返しました。
母が私と勘違いしたであろう写真は……。

母に私ではなく幼稚園の先生だと伝えると
「そうなんだ！　でも目元が似てたから。さくらの写真も見たかったな」と……。
急いで長女と私のツーショットも送ると……、「美人の先生だけどやっぱり似てるよ、写真ありがとう」とのこと。

わが母は、ばあばになっても親バカフィルター健在でした。あなたの娘はもっと年を取って顔も体も丸くなってますよ……。

将来もし自分に孫ができたら、私も母のように孫ばかりでなく可愛いわが子の姿も見たいと思うのでしょうか。いくつになっても親は自分の子どもが可愛いものなんだなと思い、これからはなるべく自分の写真も送ろうと反省しました。

【姉と双子のダイアリー8】へ続く。
文、作画・春野さくら　編集・Uemura

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