<世の中捨てたもんじゃない>【前編】優しさに感謝。見知らぬ人から親切にされたことはありますか?
見ず知らずの人から親切にされたことはありますか? 日ごろ生活をしていると「困ったな、どうしよう」という場面に出くわすこともあるでしょう。そんなとき、スッと手を差し伸べてくれる人がいたのなら……。
ママスタコミュニティで「人から受けた親切」について盛り上がっているトピックを発見しました。人々のやさしさに溢れた世界を覗いてみませんか?
記憶に残る“さりげない”やさしさ
『成人式の着付け時間が早朝で、会場に行く頃には着崩れてしまっていたのね。そんなとき駅で出会った女性が「せっかくの成人式だから!」とササッと直してくれた』
年代や地域にもよるのかもしれませんが筆者の友人は着付けの予約がなかなかとれず、夜中の2時半に着付けしてもらったのだとか。こたつでうつ伏せになって仮眠をとったそうですが、時間が経てば経つほど着崩れはしやすくなりますよね。晴れの日の振袖。サッと直せる技術と行動力には本当に感謝ですね。
『スーパーのレジ待ち最中のこと。私はアイス1つで、前に並んでいるお客さんはカゴいっぱいの買い物だった。後ろに並んでいる私がアイス1つの購入と気づいて、「先にどうぞ」と笑顔で順番を譲ってくれた』
アイスが溶けないよう配慮してくれたのでしょうね。カゴいっぱいの買い物であれば、本来ならさっさとお会計を済ませてしまいたいはず。こういったさりげない気づかいができる人になりたいものです。
突然の雨に途方に暮れていたところ……
『ベビーカーに下の子を、手には3歳の上の子を手を繋いで歩いていたら、突然のゲリラ豪雨に。雨宿りする場所も近くになく途方に暮れていたら、近くを通ったお兄さんが「赤ちゃん濡れちゃうので!」と自分がさしていたビニール傘をくれた』
ゲリラ豪雨のように突如降る雨に、ずぶ濡れになったことがある人もいるでしょう。自分だけならまだしも、子どもがいる状況なら一刻も早く雨から子どもを守りたいものです。傘をプレゼントしてくれた代わりに濡れてしまった人たちに、幸せが訪れますように!
『深夜土砂降りのなか、傘もささずに自転車で信号待ちをしていたら、徒歩で仕事帰りと思われるおじさまに傘を差しだされた。びっくりしていたら「信号待ちをしている間だけでもどうぞ」と、青信号に変わるまで相合い傘してくれた』
「困っているのだろうな」と、とっさに自身の傘にいれてくれるやさしいおじさま。ドラマに出てくるような絵に描いたような紳士だったのだとか! 「今できる精一杯の手助け」をサラリとこなしてしまう人、憧れます。
スーパーのカートの返却に困っていたら
『大きなスーパーに行ったら、子どもサイズのお手伝いカートを発見! 子どもも始めは喜んでいたのに、中間地点あたりで案の定「ママだっこ」とカートを放置。困り果てていたら、やり取りを見ていたご婦人が「カート返してきますよ!」と返しに行ってくれた』
ママの真似っこができそうな、子ども用の小さなカートを置いているスーパーもありますよね。子どもも始めは意気揚々と押していくのですが、あっという間に飽きてしまうんですよね。おまけに抱っこまでせがまれて、お買い物どころではなくなってしまいました。カートを返しに行くにもなかなかの距離を往復することになるので、手いっぱい状態のママにとってさりげない申し出が本当にありがたいですよね。
席をゆずってくれました
『1歳の子どもを抱っこ紐で抱っこしてバスに乗ったんだけど、混んでいて座れなかった。まあいいや、と立っているつもりだったのに、女子高生がスッと立ち上がって譲ってくれた。「あなたのほうが疲れているでしょ」と言ったら「赤ちゃん抱っこしているお母さんのほうが疲れているはずです」だって』
「困っている人がいたら助けてあげましょう」なんて当たり前のことのように感じますが、実際は大人ですら人に親切なことをするのに躊躇しがち。「断られたらどうしよう」「恥ずかしい」などが頭をよぎりますが、素敵な高校生に席を譲ってもらったママたち。人の気持ちがわかる、優しい子に成長していますね……! わが子のことでもないのに涙が出そうです!
やさしいおじさんとおばさんの対応に感動!
『スーパーでお米を買って自転車に乗せようとお米を持ちあげたら、穴が開いてしまったらしくお米がぽろぽろこぼれ始めてしまった。たまたま近くにいたおばちゃんが「お店の人を呼んでくるね」と。また違うおばちゃんは「テープでふさぐ?」とテープをくれた。また通りすがりのおじちゃんが「これに入れな」と新品のスーパーの袋をくれた。お米がこぼれていたから「掃除どうしよう」と困っていたら「お店に言っておくから大丈夫! 気をつけて帰ってね!」とおばちゃんたちが見送ってくれた』
買ったばかりのお米の袋に穴が開いてしまったなんて「今日はツイてない! 最悪!」という気分でいっぱいのはず。しかしおじさんとおばさんの親切の連係プレイのおかげでイヤな気持ちも吹き飛んだのではないでしょうか。
『高校生のとき、定期を忘れてバス代の支払いに困っていたら、近くに座っていたおばさまが支払ってくれた。連絡先を聞いても「いいのよこれくらい」と去ってしまった。数年後、社会人になってから急な雨で雨宿りをしていたら、目の前に高級車が止まって「乗っていきなさい」と声をかけてくれたのが、バス代を払ってくれたおばさまだったの!』
恩人との奇跡の再会に驚いたのだとか! きっと困っている人には誰にでも親切に手を差し伸べることができる方なのでしょうね。「バス代を立て替えてくれたお礼ができてよかった」と、ママも嬉しかったようですよ。
『アメリカでの出来事。ファストフード店で子どもが私のアイスコーヒーを床にぶちまけた。近くに座っていたおじさんにも謝ったけど、ムスッとされてしまった。床掃除をお願いしに店員さんのところに行っている間に、そのおじさんは帰ってしまった。しばらくして店員さんが新しいアイスコーヒーを持ってきてくれたんだけど「そこに座っていた男性があなたにって」帰るときに買ってくれたんだって!』
「ムスッとしているのだからきっと怒っているに違いない」と思っていたおじさんからの、まさかのアイスコーヒーのプレゼント! ステキすぎる! そしてカッコよすぎです! 筆者もファストフード店でコーヒーをこぼしてしまったハタチくらいの女性に出会ったことがあります。服を汚されてしまった年配の男性はダラダラと怒り続け、近くに座っていた女性はこぼしたコーヒーが自身のカップのなかに入ってしまったようで、新しい飲み物を購入するよう催促。決してわざとこぼしてしまったわけではない女性を近くで見ていたのですが、今となっては「助ければよかった」と後悔しています。
もしも困っている人がいたら手助けしたい!
ママたちが受けた親切に心が洗われた人もいるのではないでしょうか。見知らぬ人からの親切に救われたママたちは、口をそろえて言います。
『もしも困っている人を見かけたら、私も声をかけるようにする!』
もしかするとおせっかいかもしれない。しかし思い切って声をかけてみませんか? 自身が受けた親切をほかの人にも実行することで、やさしい世界が広がるのではないでしょうか。人と人とのつながりが薄れてきている現代ですが、「まだまだ日本も捨てたもんじゃないな」と思わせてくれたトピックでした!
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