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<新米ママの質問>【前編】子どもを育てるときに「やっておいてよかったこと」はある?習い事編

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大切なわが子を健やかに育てたいと願うのは、当然の親心でしょう。大切に育てたいからこそ、そのために具体的には何をすればいいのか……と迷ってしまうこともあるかもしれません。今回の投稿者さんもママスタコミュニティで育児についての質問を寄せてくれました。

『4ヶ月の子どもの母親です。参考にさせてほしいのですが、みなさんは子どもにさせておいてよかったってことありますか? たとえば習い事とか、小さいころの遊びとか、口酸っぱく注意したしつけとか家庭内の環境作りとか』

投稿者さんは4か月になるお子さんを育てているママです。まだまだお子さんが小さいからこそ、先輩ママたちがどのように子どもを育てているのかが気になっているようですね。

スポーツや外遊びで体力をつける!

まずママたちが挙げたのは体を鍛えるための行動でした。

『外遊びとかスイミングかな。体力がついて風邪を引きにくくなったよ』

『やっぱりスポーツかな。幼稚園から始めたんだけど、毎年ウイルス性の病気で入院してた子が風邪を引かないばかりか、毎年インフルエンザにもなってない。一緒に行動してる私が病気にかかっても、それすらうつらない子になった』

スポーツ系の習い事や外遊びをすることで体力づくりをしたと話すママたち。スポーツをする前は病気がちだったのに、体が丈夫になったことで病気を寄せ付けにくくなった気がするとも語ってくれました。子どもを育てるうえで、まずは強い体を作ることが大切だと考えているようです。

手先の器用さにも着目

指先の器用さに着目したママたちもいたようです。

『ブロックとか指先を使うおもちゃ。ピアノを習わせたのもよかった』

『幼稚園からそろばんやらせました。手先が器用になるし脳の発達にいいと思います。集中力もつきます』

こちらのママたちは、指先の細かい動きが必要なブロックのおもちゃやピアノ、そろばんなどをおすすめしてくれました。細かい作業は集中する力も必要となるでしょう。集中力が身につくと、将来勉強やスポーツなど幅広い分野で役に立ちそうですね。

わが子のことをしっかりと観察して

ママたちからさまざまなアドバイスが寄せられるなか、1人のママが思わず納得してしまいそうなコメントを寄せてくれました。

『家庭や子どもの性格によって違うから、他人から聞いたことだけを参考にするんじゃなくてわが子をよく観察したほうがいい』

1人1人個性があるからこそ、ほかの人から言われたことがそのままわが子にピッタリとはハマらないこともあるかも……と話したこちらのママ。わが子のことをよく観察しながら「この子には何が合うんだろう?」と考えることが、なにより大事なことなのかもしれませんね。

『どんなに親が頑張っても子どものやる気がなければ何の意味もなく、できる子は外遊びや周りの人からの影響だけでもできるようになってしまう。そこを踏まえて何をどうやらせるかだと思う』

『子ども3人いますが、この子にとって「やってよかった」がほかの子にとって「別に」ということはいろいろあります。本人の興味に従って選ぶのがいいかと』

親が「この習い事をやらせたい」「あの遊びに夢中になってほしい」と願っても、わが子にはそれが合わないこともあるでしょう。また親が思いもよらなかったことに子ども自身が夢中になることも考えられますね。子どもが今何に興味を持っているのかをよく見極めながら臨機応変に対応するのがいいのではないでしょうか。

望みすぎず見守ろう

育児は完璧主義になりすぎないことが大切だと話したママたちもいました。

『あれもこれも完璧に、と夢を見すぎないこと。子どもは自分と別人で、親の理想と本人の個性は一致するとは限らない。ほかの子がしてることでも自分の子がやりたいとは限らない。今はできなくても1年後は悩んだことが嘘みたいにできるようになったりもする』

『親があれこれ考えてなくても勝手に育つ子と、一生懸命知恵を絞って手を貸していろんなところに連れて行っても全然育たない子がいる』

『子ども自身が努力してできるようになったことを、「母親の私がこれだけがんばってるから」と思い違いをしないように気をつけたい』

親としては「あれもこれもできるようになってほしい」と考えてしまうのは当然のことかもしれません。逆に自分が望んだことをわが子がしあぐねていると「なぜできないの?」と苛立ってしまうこともあるのではないでしょうか。しかし当たり前のことですが、親と子どもは別人格です。「絶対にできてほしい」と思いつめすぎないことが重要ではないでしょうか。

4か月のお子さんを抱えて「これから子どものために何をさせたらいいの?」と悩んでいる投稿者さん。ママたちからは習い事の内容や集中力がつきそうな遊びなどが挙げられました。しかし子どもの性格や考え方によって夢中になるものはそれぞれでしょう。お子さん自身のことをよく観察しながら興味のありそうなものを勧めてみるのがいいかもしれません。

後編へ続く。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
子供にさせといて良かったこと