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<ダンナからクレーム?>実家近くに家を建てたい!熱望するママと渋い顔のダンナ。どうする?

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子育てをしていると一度や二度は「実家が近ければいいのに」と考えることはありそうです。いざというときの安心感が違いますよね。
「絶対に実家の近くに家を建てたい!」というトピックが、ママスタコミュニティにもありました。「絶対に」というところに、投稿者さんの強い意思が感じられます。

土地まで買ってもらえるのだから、近居にしない手はない!

『実家近くに建てたほうが、育児がラクだよね? 子どもが学校帰りに寄れたりしたらいいなぁと。親からは「土地代を出してやるから、そうしろ」と言われている。でもダンナは「うーん」と渋い顔……』

ご両親が土地まで買ってくれるなんて、投稿者さんは恵まれていますね。ご両親も近くに住んでほしいと望んでいるのでしょう。

自宅の近くに実家があれば、たしかに便利そうです。実家近くに住んでいるママたちからのコメントからも、その快適さが伝わってきます。

『私の実家は徒歩2分。土地がもらえるから、ダンナは反対しなかった。子どもたちが小さいころは、何かあるたび頼っていたよ』

『自宅以外に気軽に遊びに行ける家があると、子どもにとってもいいよね。思春期になれば親子で衝突することも出てくるだろうし、そんなときの逃げ場にもなる場所』

「めちゃくちゃラクだよ!」というコメントもあったほど、ママにとってはよいことづくめのようです。

実家の近くに家を建てるとどうなる?想像してみよう

ラクになるのは、実家がママをフォローしてくれるからですよね。具体的にはどんなことでしょうか?

『働くためには、実家が近いほうがいい。ダンナが子育てに協力的ならいいけど、わが家は違う。そのくせ「働け」と言われているから、実家に近い場所に家を建てたよ』

『パートなんだけど、私の仕事が残業になった日とかは助かる。子どもが学校帰りに寄って宿題してきてくれて、ありがたい』

まず思いつくのは、安心して子どもを預けられることです。仕事をしているならもちろん、そうでなくても美容院などどこかに出かけたいときに、気兼ねなくお願いできるのは助かりますね。

ただ「子どもが小さいころは頼っていた」という家庭も、成長とともに子どもの足が遠のくことがほとんどのようです。早ければ小学生くらいから、あまり行かなくなる子もいるそう。子育てフォローのありがたさを感じられるのは、せいぜい数年といえそうです。しかし一方で、その時期の子育ての大変さはかなりのもの。数年のためだけに近くに住みたいママがいたとしても、不思議はありません。

『介護をするつもりなら近いほうがいいよ。毎日通って世話するんだもん』

将来を見据えた意見もありました。介護まではいかなくても、両親が年齢を重ねできることが限られてくると、頼まれごとは増えていきそうです。近居なら、すぐにそれに応えてあげられるよさがありますね。

しかし、こうした意見は実家との関係が良好だからこそ。そうではない場合も少なからずあるでしょうし、当人たちの性格も影響しそうです。

『私は適度な距離がいい。いくら親でも、部屋に勝手に入ってこられたりされるのがイヤなタイプだから』

『過干渉な親だとキツいよ』

こうしたアドバイスもありました。近居は家と家との距離だけでなく、精神的にも近くなるということです。現時点ではそれでも構わないと思っていても、それこそ将来的に依存されてしまう可能性もありますよね。ママが一方的に「実家に甘えたいから」だけで近居したいのなら、今一度考えてみる必要がありそうです。将来は逆に甘えられるかもしれないという、覚悟はできていますか?

ダンナさんが渋い顔をする理由は?ふたりで話し合いを

さらに一番に考えなくてはいけないのは、投稿者のダンナさんがなぜ”渋い顔”をしているのかということです。

『ダンナが義実家近くに家を建てると言い出したら? 投稿者さん的には「うーん?」じゃない? いろいろ面倒くさそうで』

『逆の立場に立って考えたら、わかるだろうに。嫁の家族の近くなんて落ち着かないわ』

「面倒くさそう」「落ち着かない」という言葉が出ましたが、その通りかもしれません。ダンナさんにしてみれば同居でなくても、いつも妻の両親がそばにいる感覚になるでしょう。自分の家にいるはずが、どこか落ち着かない。妻の実家に気も遣います。よほど気にしない性格か、妻の両親との関係が良好でない限り、渋い顔をするのは当然といえそうです。

『大人になってから、父に聞いたこと。母の実家の近くに家を買ったことで、毎日のように向こうの家族が来るからうんざりしてたらしい』

節度のある両親なら遠慮もしてくれそうですが、毎日来られるのはつらいですよね。

他にも”渋い顔”の理由として、こんなことが考えられます。

『親が来る回数が増えると、ダンナの機嫌が悪くなる。うちがそう。「子離れできていない」とよく言われた。それと男のプライドなのか「土地をくれる」とか「お金を多く出す」とかはイヤみたい』

「もらえてラッキー!」と思うダンナさんばかりではないということです。土地代を出してもらったりしたら、その後ずっと負い目を感じる人もいそうです。

こんな手厳しいコメントもありました。

『自分が子育てや家事でラクしたいがために「実家の近くに建てたい」と言ってる時点で、「うーん」だわ。それならなぜ結婚出産をしたの? って思う』

投稿者さんは、ラクがしたい。トピックでそう言っているのですから、それは間違いありません。仮にダンナさんが家事育児に協力的でなく、ひとりでなんでも頑張っているのなら、その希望もわからなくもありません。

ただ、ダンナさんにとってはどうでしょう? 「面倒そう」「落ち着かない」と言うようなら、投稿者さんが実家の手助けなしでもやっていけるように、家事育児のフォローを改めてお願いしてはいかがですか? 「男のプライド」が理由なら、金銭的援助がなくても大丈夫なくらい、きっちり稼いでもらいましょう。家は気軽に買い換えるのは難しい、大きな買い物です。決断する前に、まずはじっくり話し合うことをおすすめします。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・善哉あん

【つぎ】の記事:<義姉夫婦が育児放棄?>甥っ子に「おばさんの家で暮らしたい」と言われた。どうする?【前編まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
絶対に実家近くに家を建てたい