<介護疲れ>「入院していれば介護しなくていい」限界の私にようやく気付いた夫……【第4話まんが】
前回からの続き。私は45歳の専業主婦。小学5年生の息子・ユウマがいます。足の不自由な義父(80歳)の一人暮らしが心配で、私たち家族は2年前から義実家で同居しています。軽度の認知症で暴言が多い義父の介護、息子のミニバス送迎と当番、日常の家事も私が担っています。心身ともに限界が近づいていました。日々の介護の疲れから、ついに息子に「ミニバスを辞めて」と言ってしまった私。その直後、意識を失ってしまいました。
気が付くと、病室のベッドにいました。
ベッドサイドには夫とユウマが座っていて、目覚めた私を見て安堵の表情を浮かべます。
そう言ってもらって嬉しかった……というよりは、ようやく気付いたのか、という気持ちでした。だけど夫がきっぱりと言ってくれたおかげで、私はほっとして身体中の力が抜けました。側で聞いていた息子は何も言いませんでしたが、とても真剣な表情をしていました。それから夫は、私の入院中にケアマネジャーさんに連絡し、あらためて今後について話し合ってくれました。
今思えば、一人で限界まで介護を背負い込んでしまったのがいけなかったのです。もっと早い段階で、とにかく周囲のいろいろな人に「もう限界です」「これ以上はむりです」とがむしゃらにSOSを出していればよかった。それを「辛抱して現状に耐えるのが美徳」だと思い込み、限界ぎりぎりまで我慢してしまったのです。
介護は心身共にとても負担が大きく、下手すれば介護する側も共倒れしてしまいます。義父だけでなく、いずれ私が夫を介護する日が来るかもしれません。また、私が夫に介護される可能性もあります。そのときはお互い限界を超えてまで我慢しないようにしよう、早い段階で周囲に助けを求めながら介護を進めていこう、と今からしっかり話し合おうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・よし田 編集・荻野実紀子
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