<8ヶ月でスピード離婚>価値観の不一致?彼への「違和感」に気づきつつも結婚したら【後編まんが】
前回からの続き。数年前の話です。彼と同棲しているなかで、多少の違和感がありましたが、無事に結婚式と披露宴も終えました。そして、新婚旅行先のハワイにて。足を負傷したのに、山登りを決行するという彼。口論するのも面倒になった私は「もうどうにでもなれ」という気持ちで「どうぞ」と言いました。翌日、集合場所で彼の足元を見たらなんとスニーカーを履いています。
足を一歩ずつ動かすたび、つま先がスニーカーにあたって激痛が走るようでした。
ツアーのみんなに遅れをとりながら、迷惑をかけ、なんとか登頂した彼。ひとり、エベレストにでも登ったかのごとく、やり切った感を出していましたが、私は彼を冷めた目で見ることしかできませんでした。
翌日以降は「足が動かないからホテルで休む」と言い、ホテルのベッドで携帯ゲームに興じていました。「私は意地でも楽しんでやる!」と一人でアウトレットに行ったり、パンケーキ屋でお茶したり、結局旅の後半はハワイで女一人旅になってしまいます。
その後の新婚生活でも彼の気になる言動が多々ありました。
朝遅刻したら「なんで起こしてくれなかったの?」と人のせいにしたり。ニュース事件を見ているときに私が「許せない」と言うと、「そう?」という反応だったり。
不倫や借金など離婚の決定打となる大きなできごとではないけれど、「ああ、価値観の違いってこういうことね」と思わされました。
付き合っていたころから感じていた彼への小さな違和感は、ゆっくり確実に表面化して、もうごまかせなくなっていました。
決定的にイヤだったことは、「話し合えないこと」です。
話し合おうという雰囲気になるとご機嫌ナナメになって寝室に閉じこもってしまうのです。
彼と同棲をはじめたころ、まわりが結婚しはじめて焦っていたのは事実。そのせいか彼に感じた違和感から目をそらしてしていた気がします。
その数年後……私は再婚して、いま娘を子育て中です。娘が将来結婚するようなことがあったら、「結婚前に相手に感じた違和感は見逃さないで」と助言しようと決めています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・秋澄乃
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