「家事も育児も全部やっている」と、ダンナが義母に嘘をついていた。恥ずかしい真実は……?
もはや”イクメン”という言葉が懐かしく思えるほど、最近では子育てに積極的なパパが珍しくなくなってきました。一方で育児や家事といった家のなかのことはまったくしないパパも、いまだに生息しているようです。
育児も家事もまったくしないのに、義母にはイクメンをアピール
ママスタコミュニティにあったのは、残念ながら何もしないほうのパパについての相談でした。
『義母から「○○(ダンナ)は家事や育児をしているみたいだから、あなたは助かるでしょう?」と言われました。「保育園の送迎や家事をしている」と言っていたようですが、ダンナは一切何もしません。私が残業や休日出勤のときは「すべてやっている」と言ったそうですが、ダンナが何もしないので実際には残業も休日出勤もできません。義母はダンナの言葉を信じています。みなさんなら、義母に本当のことを言いますか?』
投稿者さんは本来なら残業や休日出勤もしたいほど、バリバリ働いているようです。共働きなのに何もしないダンナさんに、普段からモヤモヤしているのでしょうね。
コメントをくれたママたちの多くは、これを義母さんに暴露するチャンスと考えたようです。
『もちろん言う。その場にダンナがいたら、問い詰めてやる。「なんで嘘をついてるん? 何もしないくせに」って』
『軽く笑い飛ばして言っちゃうかもね。「えっ? 家事育児? ○○さんは全然やらないですよ~(笑)」って』
怒りながら言う人もいれば、重い空気にならないよう冗談交じりに言う人もいました。
自分ならどう言い返す?さまざまな暴露パターン
「自分だったら、こんなふうに言う」という提案は他にもありました。
『「え? 何の話ですか? 家のこと何もやってくれたことないけど、誰からそんなデマを聞いたんですか?」と言う』
『もちろん即答するよ。「助かりますよね〜、そんなダンナさんだったら。うちもそうなら、安心して仕事に行けるんですけど。それってお義母さんのお友達の話ですか?」』
まずはダンナさんが嘘をついたという事実をいったん置き、とぼけるパターンですね。次は”嘘つき”アピールです。
『「何でそんな嘘をつくんでしょうね。お義母さん、どういう育て方をしたんですか?」とまで言っちゃう』
『「どうしてそんな嘘をつくんでしょうね? 子どもの頃からそうでした?」って言う』
義母さんへの嫌味もさりげなく交えているのがポイントですね。
『言う、言う。そして「これからはよろしくー」と、すべて手伝わせる方向に持っていくよ』
『「一度もやったことはないけど、これからしてくれるという宣言なのね。お義母さんが証人ね」と、冷たく笑いながら言うわ』
今後の育児参加にもつなげられる、前向きな返しかもしれません。
今後につなげる一番賢いやり方は「言わない」?
少数でしたが「言わない」という人もいました。
『ダンナの性格にもよるかな。うちだったら私がダンナにニヤリとして義母に黙っていてあげれば、その後は頑張って手伝ってくれると思う。その後も改善しそうにないタイプなら、真顔で「何もしたことがないのに、親には見栄を張って嘘までつくんですね」と言っちゃうと思う(笑)』
ダンナさんの性格に合わせた対応法を考えなければいけませんね。
『言わないのではなく、言えないわ。あ然とすると思う。その場しのぎで、適当に話を合わせる。で、家に帰ったらダンナをガンガン責めてやる。そのときのダンナの出方次第で、次に義母に会ったら暴露するかどうかを決める』
『私だったら、その場では話を合わせてあげるよ。家に帰ってから問い詰める。「今回は話を合わせてあげたけど、今後の態度次第だからね。このまま変わらなかったら、次こそ暴露するわ」と言って、今後に期待する』
ダンナさんに大きな貸しを作るわけです。弱みを握っていると、こちらも強気になれそうです。
『私ならおおげさに義母の前でも褒めまくって、気分を上げさせる。で、次から堂々といろいろ手伝わせる。手のひらで転がすのです』
強者ですね! 最も賢明なやり方でしょう。しかしその場では怒りが抑えられず、つい言ってしまう人は多いかも?
投稿者さんが取った行動は?見栄っ張りなダンナさんを変えるには?
さて実際に投稿者さんがどうしたかといえば……言ったのです。
『その場にダンナもいたのですが、「それはまったくの嘘」と言ってしまいました。義母はダンナのイクメンぶりを近所や職場にも自慢していたようで、ショックを受けていました。「よい息子さんね」と褒められていたそうです。「Aくん(ダンナの同級生)のお母さんにも話していたのに。もう会えない」と。
帰宅後にダンナからは「俺のメンツが丸潰れだ」と責められました。「嘘つきのメンツって、何?」と言い返したら、「その場では話を合わせてほしかった」と。でも実際に育児を手伝ってくれたことは一度もないのです。子どもの抱っこだってほとんどしない。マザーズバッグだって持たないし、何が入っているのかも知らない。日頃からそんなふうだから、義実家に行ったときも子どもは私のところにしか来ないのに。どうして義母はダンナの言葉を信じていたのか不思議です。
さらに私はダンナにこう言いました。「あなたが家事育児をまったくしないことは、Aくんの奥さんにもグチっている。周りの友達から陰で笑われていると思ったほうがいいよ」と』
これまで溜まっていた不満が、爆発してしまった投稿者さん。
『見栄っ張りな性格が、すごくよく似ている親子だわ』
『義母さんもご主人も見栄っ張りな、似た者親子だね(笑)。義母さんも自慢した友達に会えないことを嘆く前に、できの悪い息子に育てたことを投稿者さんに詫びたらいいのに』
投稿を読んでいた人たちもあきれてしまったようです。
見栄っ張りな人は、得てしてプライドが高いもの。今後何かひとつでもやってくれたら「わー、すごい!」などと適当に褒めまくって、プライドをくすぐるのが得策かもしれません。「メンツを回復したいのなら、チャンスをあげる」と、まずは皿洗いなどの簡単な家事からタスク付けしてみては? 「外出先でマザーズバッグを持っていたら、みんな”よいパパだな”って思うだろうな」などのセリフも効果的かも。
見栄っ張りなダンナさんは”手のひらで転がす”格好のターゲットになるはずです。”壮大な実験”と考えてトライしてみる価値はありますよ!
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
関連記事
※<働くママの葛藤>【前編】フルタイムで働きたいけれど子どもが気がかり。寂しい思いをさせたくない!- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 旦那が義母に嘘をついていました