<褒めない育児>【後編】自分のように自信のない人間に育てたくない!親に褒められずに育ったママたちの子育て事情
親に褒められずに育ったママは自分に自信が持てず、大人になっても苦労している人が多くいました。そんなママたちが成長し、結婚・出産を経て、今わが子をどのように育てているのでしょうか。ママたちの子育て事情を見てみましょう。
親を反面教師に子どもは褒めて育てる努力をするママも
『私が褒められなかったから、息子にはすごい褒めている。やっぱり自信満々でポジティブな息子になった。勘違いとかでもネガティブな私みたいな人よりはいいと思っている』
『自分に自信はないけれど、自分の身は自分で守るって気持ちが子どもの頃から強い。甘えるのが下手で誰かに頼ることができないけどね。子どもをたくさん褒めて抱きしめてあげている。自分みたいになってほしくない』
『褒められた記憶ない。自信ないよ。だからわが子には褒めている』
まったく褒めずに育てられたママは親を反面教師にして、わが子にはたくさん褒めるよう心がけているようです。コメントにあるように、たくさん抱きしめてあげるのも、褒めの一つですよね? 褒め言葉以外にもキスをしたり、頭をなでたり、態度で褒めることで、子どもがママから愛されていると実感し、自信につながるかもしれません。褒め方もいろいろありそうです。
褒められずに育ったママは子どもの褒め方がわからず悩んでいる
『子どもを褒めるけれど、「こんなこともわからないの?」と言ってしまう。最悪だよ。わたしは親にならないほうがよかった。でも子どもは私が好きで甘えてくるし頼ってくる。だから「もっとちゃんと接しないと!」と決心しては、「やっぱりできない!」の繰り返し』
『親に褒められたことがないから、自分が親になって子どもを褒めるときすごく困った。恥を忍んで、友達に事情を話して褒め方を教えてもらったよ……。もちろん、自分に自信は無いよ』
『憶えている限り褒められたことはない。いつもダメ出しだった。自信はないけれど、昔よりはマシになったかな。自分の子どもも含め、人を褒めるってこともすごく苦手だった。どうやって褒めたらいいのかわからなかったから。優しく……はわからないけれど、人に対してはとにかく気を使ってしまう』
一方、親に褒められずに育ったため、子どもにどう褒めていいかわからないといった声も多数ありました。とくに謙遜を美德とする日本人は“褒め”自体が得意ではないかもしれません。ですから、なおさら難しく感じるのかもしれませんよね。褒め方がわからないとお悩みのママは、褒め言葉を紹介する書籍が多数刊行されているので、本を参考に研究してみてはいかがでしょうか。
親に褒められず育ったママは「自分のような人間になってほしくない」とがんばって子育てしているようです。褒めにも、努力や成果に反応する条件付きの褒めや「生まれてくれてありがとう」といった無条件の褒めもあります。そして、言葉だけでなく態度で褒める方法はあるので、いろんな角度からわが子を褒めて、この際褒め上手を目指してみてもいいのではないでしょうか。
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