「2人目がほしい!」ママ友の切実な願い。同情したのに裏切られ……でもその裏には?【後編まんが】
前回からの続き。「子どもが欲しいけど、妊娠しづらいカラダなの……不妊治療を頑張ろうと思う」と言っていた仲良しのママ友Aさん。
私の姉は不妊治療経験者です。身近なところで悩んでいる姉を見て、不妊治療はカラダだけではなく、精神的にもツラいんだと知ったのです。なので、(なにかあれば支えてあげよう……)と思っていました。しかしそれから2ヶ月ほど経ったある日。Aさんから1本の電話がかかってきました。
(不妊治療「なんて」って言い方は、どうなんだろ……)
ツラい不妊治療を頑張っていた姉の顔が浮かびます。
(私だって、かなりAさんのことを心配してたのに……)
Aさんのあまりにも軽んじた発言にモヤモヤした私。電話を切ったあとも、Aさんに対するイヤな気持ちはなかなか落ち着きませんでした。
そんな姿を見て喜ばしいことなのに、Aさんに対するモヤモヤが募るばかり。
私はこの出来事を不妊治療を経験した姉に相談したのです。
私:「Aさんが前に「自分は不妊治療をしないと妊娠しないカラダ」って言っていたから、心配していたんだけど。ケロッとした妊娠報告で……。不妊治療なんてしなくても大丈夫だった! って言ってたの……。私、お姉ちゃんのこともあったし、実際に不妊治療がどれだけ大変か知っているから、Aさんの言い方が受け入れられなくて。それからずっとモヤモヤしているの」
と自分の胸のうちを打ち明けたのです。
Aさんが2人目をほしいと望んで、そう時間がかからずに授かれた新しい命。とても喜ばしいことだったはずなのに、モヤモヤしてしまっていました。
でもAさんだって表には出さないだけで苦労や不安があったはず。姉の言葉で私は相手の言葉の裏に隠されているかもしれない気持ちに気づけました。本当のところはわかりませんが、言葉だけでなくその裏に隠された心も理解する努力をしたいなと感じたのです――。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・編集部 作画・Ponko 編集・秋澄乃
【つぎ】の記事:<実家がお金持ち!マウントママ>自慢ばかりのママ友にうんざり「自分自身はどうなの」【前編まんが】