「2人目がほしい!」ママ友の切実な願い。不妊治療を応援してあげたい気持ちが強い私【前編まんが】
私は年子の子どもが2人いるママです。子どもが通う保育園には、仲のいいママ友Aさんがいます。お迎えのときに世間話をしたり、ときには込み入った深い相談もします。
ある日、いつものように保育園へお迎えに行くと、Aさんが浮かない表情をしています。(どうしたんだろう?)と私は恐る恐る話しかけました。
するとAさんは「ちょっと子どものことで悩んでいて……」と少しためらいながらも、ぽつりぽつりと話しはじめたのです。
私はAさんの深刻そうな表情を見て、かける言葉がうまく見つからず。「Aさんの気持ち、私にも少しはわかるよ」と返事をしました。
というのも私の実姉が以前、不妊治療を受けていて、苦悩する姿を間近でみてきたからです。
姉は義兄と28歳で結婚。姉も義兄も子どもが大好きで、結婚当初は「すぐにでも子どもがほしい!」「3人くらいほしいな」と楽しみにしていました。しかし現実はそうスムーズにはいかず、姉が「2年を過ぎても妊娠できない」と悩みはじめたのです。
不妊治療はカラダだけではなく、精神的にもツラいんだと知ったのです。その後辛い治療を経て、姉の妊娠の報告を聞いたときは心から喜びました。身内で経験したからこそ、「Aさんを支えてあげたい」私は心からそう思ったのです。
しかしそれから2ヶ月ほど経ったある日、Aさんから1本の電話がかかってきました。
(Aさん不妊治療が大変で、しんどくて、電話してきたのかも)
私は内心ドキドキしながら電話に出てみました。
Aさん:「この間は私の悩みを親身になって聞いてくれてありがとう。あのね……」と。数秒の間があいたとき、私は重い話をされると想像していました。
Aさん「私、妊娠したみたい!」と明るい声。
うれしい報告のはずなのに、この電話で仲良しだったAさんとの関係が一変したのです……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・編集部 作画・Ponko 編集・秋澄乃