学校で使う新聞紙をもらいにくるママ友。当たり前のような態度にイライラしてしまう……
学校の授業で新聞を使うことがあっても、家に新聞があるとは限りません。今はペーパーレスでニュースを見ることができるので、新聞をとっていない家庭も多くあります。今回ママスタコミュニティに投稿をくれたママは、新聞をとっていないママからのとあるお願いに頭を抱えているようです。
『習字の時間に朝刊1日分が必要だから、毎回あげている新聞をとっていないママ友がいる。「毎回連絡するのも面倒だから、とりあえず2週間分くらいもらいに行くね、そうしたら3ヶ月は持つと思うから!」と言われた。「習字の授業あるときに、子どもに2部持たせるよ」と言ったら「いやいや、忘れたとき困るから~」と食い下がってきた。新聞は読んだら資源ごみに出すからいいんだけれど、なんか面白くない。気持ちわかります?』
投稿者さんは学校で使う新聞の用意ができないママ友に、新聞を分けてあげているようですね。最初のうちは1部ずつあげていたようですが、どうやら毎回連絡するのが面倒になったらしく、「まとめてたくさん欲しい」と言われたそうです。新聞はいずれ資源ゴミとして回収に出すつもりのものなので、ママ友にあげても問題がないようですが、なんだかモヤモヤがおさまらない投稿者さん。みなさんは「自分がいらない物を欲しがるママ友」、どう思いますか?
新聞が欲しいと言ってくるママ友。みんなはどう感じる?
『分かる! 分かるよ! うちは野菜クズだったんだけれど、「あなたの家のペットのために買ってるんじゃないよ!」と思った』
『うちもみんなもらいにくるけれど、いずれ捨てるものだから、むしろありがたい』
『新聞がたまって古紙回収に出すのが面倒だから、逆に助かる。玄関先に置いておくから持っていってでいいじゃん』
ママたちからのコメントは賛否両論でした。「他の誰かにあげるために買っているわけではない」「なんだか図々しいな」思う人もいれば、「捨てる手間を考えたらあげるのも悪くない」と考える人もおり、それぞれで感じ方は全く違います。いらないものだと分かっていても投稿者さんのようになんだか納得できないママ、いらないものだからむしろ引き取ってくれるのを喜ぶママ、どちらもいるようですが、まずは前者のママたちの理由を考えてみましょう。
投稿者さんはママ友の何にイラっとしてしまったのだろう?
もらって当然という態度
『もらって当たり前という態度が図々しい』
『そういう厚かましい人には、ただの物でもあげるのはモヤモヤする』
投稿者さんがママ友に対してすっきりしない気持ちになってしまったのは、「相手のママ友の態度」がポイントとなっているのではないでしょうか? 投稿者さんの話からは、ママ友の「新聞をもらうのが当たり前」という態度が伺えます。だからこそママ友の態度を図々しく感じてしまい、新聞紙をあげることに抵抗を感じてしまったのではないでしょうか。
もらう立場なのに、言い方が気に入らない
『新聞なんてコンビニに売っているし、買えよ! と思うね。しかも、「もらいに行くね!」って……。お前が主導権握るなよ! という感じ』
『もらっている立場なのに、「連絡が面倒」とか投稿者さんのお子さんが忘れるかもしれないとか、ツッコミどころが満載』
『毎回連絡するのが面倒という言い草はないわー』
『古新聞あげるのは全然いいけれど、相手の言い方はお願いする立場の発言じゃないよね。そんな言い方されたらイラっとする』
投稿者さんのママ友は、新聞紙をもらう立場にもかかわらず、「毎回もらいに行くのが面倒」だと言ってみたり、投稿者さんの子どもの新聞を心配してみたり、多少失礼な部分が目立ちます。ママ友はあくまでもらう立場、「もらう立場なのにどうしてそんな言い方をするのだろう」と感じてもおかしくありません。ママ友の言い方が、「ごめんね。新聞紙をもらってもいい?」「いつもありがとう。新聞紙を譲ってくれる?」など、もっと配慮した頼み方だったなら、投稿者さんも快くあげることができていたのかもしれませんね。
新聞だってお金がかかっている
『ゴミはゴミだけれど、一応は代金を払って契約してるものだし』
『新聞は読んだらゴミになるけれど、買っている訳だからねー。気分悪いのは分かるよ』
投稿者さんを含め大抵の家庭では、新聞は読んだら捨てるものになります。しかしお金を払って買っているものなので、ただで渡すことでなんだか自分が損をした気持ちになってしまうこともあるでしょう。もしも新聞をとったなら、1ヵ月でどのくらいの金額になるのでしょうか?
『うちは3000円くらい』
『前にとっていたときは、朝刊夕刊セットで月4,000円くらい』
新聞の種類や地域によって金額が異なってくると思いますが、朝刊だけの場合は3000円前後、朝刊と夕刊のセットになると4,000円前後になるとコメントがありました。その金額を考えると、お金を払っているものを毎回ただで渡すことに抵抗を感じてしまう気持ちも頷けます。
新聞紙をあげるのを断る場合、どんな方法がある?
『嘘と分かってもらっていいから、「古新聞は今はないんだー」を繰り返しちゃうよ、私なら』
『「新聞をとるのをやめて、実家から必要な分だけもらうことにしたから、今後はゴメンネー」でフェードアウト』
もし投稿者さんが今後断りたいと思うのであれば、「今は新聞紙がない」と話すのが最も角が立たない伝え方なのではないでしょうか。ないものあげられないので、仕方がない話だと理解してもらえそうですよね? 実際に新聞をたくさん使うことがあったなら嘘にもならないので、揚げ物の油汚れ防止や子どもの工作、野菜を保存するときに使うなどしながら「使ってしまった」と伝えるのもいいと思いますよ。
なにかをもらうとき、「もらう立場」であることは忘れてはらない!
『当たり前になるのは嫌だよね。親しき仲にも礼儀あり』
いずれ捨てるものを誰かに譲ることに、抵抗を感じない人は意外と多いです。しかし問題は、もらう側の態度や言い方。もらえることが当たり前だと思っていたり、場合によってはもらえないことで逆ギレをおこしたり、感謝の気持ちが伝わってこない態度をとられたなら、渡したくなくなるのは当然のことだと筆者は感じます。
今回の投稿者さんからの内容は、誰かからものをもらうときの「もらう立場としての態度」を見直すいいきっかけとなりました。「いつもありがとう」と伝えたり、ものや頻度によってはお礼を贈ったり、感謝の気持ちをちょっとしたかたちで示すのも大切なことなのかもしれません。もらう側が「どうせ捨てるんだからいいでしょ」「もらえるのは当たり前」といった感覚でいると、思いもかけず態度に出てしまうこともあります。人間関係においては、どんな相手に対しても礼儀をわきまえた接し方をすることが、とても大切なことになってくるのかもしれませんね。
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