「命の大切さを学んでほしい」だけでペットを飼っても大丈夫?家族がペットを飼いたいといったときに考えたいこと
幼い頃に犬や猫などのペットを飼いたくても、親に反対されて結局飼えなかったママはいるでしょうか。今回ご紹介するのは、ママスタコミュニティに寄せられたペットにまつわる投稿です。
『子どもの頃から動物が好きで、今でも犬を飼うことが夢。しかし大人になったら仕事、転職、子育て、引っ越し、旦那の転勤が多い都合で結局迎えられなかった。正直、戸建ての実家に住んでいたときが一番飼いやすい環境だったが、親に反対されたから悲しかった。犬を飼うことで命の大切さを学んでほしいとか、親なら思ってほしかった』
投稿者さんは犬を飼いたくても飼えない環境が続いているようで、子どもの頃に飼っておけばよかったと後悔しているようですね。とくに投稿者さんの場合は、幼少期に両親に犬を飼うことを反対されたことが尾を引いているようです。この投稿にママスタコミュニティのママからたくさんの意見が寄せられたのでご紹介していきます。
ペット飼ってから後悔したママたちの声
『ずっと自分は動物好きだと思っていたけれど、いざ飼ってみたら手はかかるし臭いし最悪で、飼ったことをめっちゃ後悔した。たまに会って触れ合うくらいが一番可愛い』
『私は自分のワガママで親に犬を飼ってもらって、就職で親元を離れて犬の面倒を親に押し付け、結局看取ることもできなかった。親も可愛がってくれていたけれど、私が言い出して面倒見ると約束して迎えた犬だったのに、結局親にまかせっぱなしだったから後悔しているよ。言い出しっぺなのにその命に責任を持てないなら軽々しく飼いたいなんて言うべきじゃなかった』
幼少期に自分が「飼いたい」と言ってペットを飼ったものの、安易に飼ったことを後悔するママたちから意見が寄せられました。自分が動物好きだと思っていても、動物に触れ合うのが好きか、動物を育てるのが好きか、実際に飼ってみるまでわからなかったようですね。また、犬の最期を看取れず責任を持てなかったことに後悔しているママもいました。子どもが成長して家を出ることなどを考えると、飼いたいと言っていた子どもが最期まで看取ることが難しい場合もあるようです。
両親の反対を押し切ってペットを飼ったママもいる
『うちも母親が動物嫌いで絶対に飼わせてくれなかったんだけれど、どうしても飼いたくて友達の猫に子どもができて「いらない?」と聞かれたから、こっそり連れ帰って2週間くらい自分の部屋で飼っていた。でもすぐバレた。めちゃくちゃ怒られて外に出されたから庭でご飯だけあげて外飼いになった。それでも12年生きてくれたよ。今は犬を飼っていて可愛くてたまりません!』
こちらのママは両親に反対されたようですが、強行突破でペットを飼ったようですね。しかもこちらのママはそのことに後悔していないようです。もし本当に飼いたいのであれば周囲を説得したり、外で飼うなどしたりして妥協点を探すのも手かもしれませんね。
投稿者さんの両親に共感するママたちの声
『軽い気持ちで飼っていいよ~という親より色々考えて反対する親の方がいいかも。動物嫌いではないのなら、命を重く考えているからの反対でしょ。子どもが飼いたいと言って飼う家庭は多いけど、結局子どもは世話しないで親が面倒を見るパターンだよね。そして結局親も世話出来なくて捨てたりする人もいる』
『ペットはかわいいけれど大変。子どもが飼いたいなんて無責任に言うけれど、結局毎日世話するのってお母さん。子どもが絶対世話するなんて約束して、ちゃんと毎日世話する子なんて少数だろうね。だから本当にペットを飼いたいなら大人になってからでいいと思うよ』
『親だって「お金がかかるから」「ペットが苦手だから」「お世話する自信がないから」「最期を看取るのが辛いから」などいろいろあったんじゃないの? 本当にほしいなら独身のときに責任持って飼うこともできたはずだよ。私も独身のときに、仔猫を拾ってしまって飼っていました』
ペットを飼うことに反対をした両親に共感するママたちの声も多数寄せられました。こちらのママたちは、子ども目線よりも反対した両親目線で考えてくれました。たしかに投稿者さんはペットを飼う条件に家の環境だけを取り上げていますが、それ以外にもお金の問題、時間の問題、責任の問題などさまざま考えられますよね。すべてトータルで考えたうえで投稿者さんのご両親は「ペットを飼わない」と決断したのかもしれません。安易に親を否定することに疑問を持つママたちの意見もたくさん寄せられました。
まず犬猫以外の小動物を飼ってみては?
『ウチは車がないのと近所に動物病院がないのとで、子どもが飼いたいというけれど、犬猫は反対している。お世話もきっと最初だけ。代わりにヒョウモントカゲモドキを飼っている。やはり最初だけ。餌やりはともかく掃除すら子どもはしない。飼育が簡単な小動物でさえちゃんとお世話できないのに、犬猫なんてもっと大変』
『母子家庭で貧乏だったし、そもそも団地でペット禁止だったから犬猫は飼えなかった。私も妹も動物好きだから捨て猫や捨て犬を何回か拾ってきては怒られたけれど、保護してくれるお寺や病院、施設を母親が探してくれた。今みたいにスマホで調べられる時代ではないから母親も大変だったと思う。その代わり鳥や金魚や亀、ハムスターを飼わせてくれた。アリやカマキリもイヤな顔をしないで飼わせてくれたな。生き物の大切さを学んでほしいなら、犬猫にこだわる必要はないんじゃない?』
「飼いやすい小動物から始めては?」といったママたちの声もありました。犬猫が飼えないため、子どものために珍しいヒョウモントカゲモドキという爬虫類を飼っているママもいました。犬猫を飼ったことのあるママからは「犬のお世話は大変」といった声も多数寄せられていましたので、まず飼いやすいペットを手始めに命を預かる経験をしてみるのはいいかもしれませんね。もしご自分や家族が犬や猫を飼いたいと思ったときは、まずは小動物を飼ってみて検討し、なお犬や猫を飼いたいのであれば、家族でお世話の大変さなども共有して約束事などを決めるなど、飼う環境をしっかり整えてから犬や猫を迎えてみてはいかがでしょうか。
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