【前編】地域の役員やPTAは誰のためにやるもの?役員をやるときに考えたいこと
住んでいる地域のための活動をするとき、「役員」といった役割を担うことがあるでしょう。地域の役員の仕事や幼稚園・保育園、小中学校のPTA役員の仕事は、基本的にボランティアです。そんな地域の役員やPTAの仕事に対して、ひと言申したいママからママスタコミュニティに投稿がありました。
『役員とかPTAとか子どものためになるの? うちの旦那や義母は消防団や民生委員をやっているんだけど、「やらないと子どもが可哀想!」とか言ってくる。役員もやれって。役員やらなきゃ子どもに友達できないとか、いじめられるとかあるの?』
『私の母親はずっとPTAをやっていたけど、私は昔から目立たなくていじめられてて先生にも助けてもらえなかったよ。親が頑張ったって無駄なときは無駄でしょ?』
投稿したママは旦那さんや義母から役員をやるように言われて、少々嫌気が差しているようです。ママスタコミュニティのママたちは、地域の役員やPTAに対してどのように考えているのでしょうか。
自己満足にすぎない、何の役にも立たない
『ただの自己満足だと思う。役員をやったけど、別に子どもに友達を作るためにやっているわけではない』
『子どものためにもならないし、学校で優遇されるわけでもない』
『なんの役にも立たないよね』
地域の役員やPTA役員をすることについて厳しい見方が寄せられました。「子どものためにもならない」とばっさり切り捨てる意見も。少しでも報酬が出れば受け止め方も変わるのでしょうか。地域の役員やPTAの仕事に対して、意義を見出せないようです。
むしろ子どもにはデメリットとなる場合も
『むしろ子どもに可哀想なことが多くない? 夜に子どもを留守番させて会議とかあるし、祭りやレクリエーションでも仕切らなきゃいけないから子どもと一緒にいられない』
『いらないね。役員をやっていたとき、いろんなことすべてで子どもを犠牲にしてきた』
『何にも子ども達のためになんかならないよ。役員をやってわかったよ。その時間を自分の子や家族のために使った方が何倍もいいって』
投稿者さんは、旦那さんや義母から「役員をやるのは子どものためだ」という主旨の話をされています。果たしてそれは真実なのでしょうか。役員をやったママたちからは「むしろ子どもにはデメリット」とのコメントが寄せられています。ママが役員の仕事をしている間は、わが子と遊ぶことはできませんよね。誰かが子どもの面倒を見ることになります。「よその家庭の子どもたちを喜ばせるために、自分の子どもに我慢を強いている」と感じるママがいても、不思議ではないでしょう。
地域の役員やPTA役員をすることについて、ネガティブな考え方が目立っています。ではなぜ無報酬の地域の役員やPTAの仕事をしなければいけないのでしょうか? 「役員をやってよかった」「子どものためになった」と感じたママは、いないのでしょうか?
文・しのむ 編集・千永美 イラスト・加藤みちか
関連記事
※【後編】地域の役員やPTAは誰のためにやるもの?役員をやるときに考えたいこと- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 役員やPTAとか子供のためになるの?