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【前編】中学生に1万円のスニーカーは高い?金銭感覚の違いから見えてきた「家庭の事情」

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物の値段を高いと思うか安いと思うかは、その人の価値観によってかなり変わってくるでしょう。もし家族間でその価値観がかなり違っていたら、トラブルの元になってしまうことも……。今回の投稿者さんは、もうすぐ中学生になる息子さんを持つ男性と結婚したママさん。お子さんとの価値観の差に困惑しているようです。

『4月で中学生になる子どもがいますが、その子が贅沢なんです』

どうやら価値観が合わないと感じているのは、金銭感覚のようです。お子さんの感覚を「贅沢だ」と感じる出来事が起こったようですね。さてその違和感を抱くようになったきっかけとは何だったのでしょうか?

スニーカーをねだってきたお子さん。その値段は……

『小学生~中学生の間って靴のサイズが変わりやすいのに、欲しいとねだってきたスニーカーがなんと1万円超え。「学校で履くだけだからそんなに高い靴はいらないでしょ」と言っても「友だちは履いている」と。部活は専用の靴を買っているから「普段の靴ならなおさらそんなに高いのはいらない」と言ったら「ケチ」と言われました。いつも靴がボロボロになる前に「新しいのが欲しい」とねだって買うから、再婚してからサイズアウトや壊れたなどを理由に買ったことがありません』

もうすぐ中学生になる投稿者さんのお子さんは成長期のまっただ中。早々にサイズアウトしてしまうだろうと感じている投稿者さんは、ねだってきたスニーカーが1万円を超える値段だったことに驚いてしまったようですね。今履いている靴もまだ履けることから「そんなに高いスニーカーは買わない」と断ったところ、「ケチ」と捨て台詞を吐かれてしまったのだそう……。1万円のスニーカーを買うか買わないかの親子のやり取りについて、ママスタコミュニティのママたちはどう感じたのでしょうか。

1万円台のスニーカーは普通なのでは?

『中学生の男の子なら大人とそこまで変わらないサイズだろうし、1万円なんて普通だと思うけれどな』

『ブランドにもよるけれど、スポーツブランドのスニーカーなら1万円を超えるものもよくあるよね』

『中学生くらいになればオシャレに興味が出てくるころだからそれくらいは当たり前だと思うよ。値段が高いと思うなら、同じデザインの物をネットで探して最安値のものを買ったらいいんじゃない? 1万円のものが7~8千円で買えたりすることもあるよ』

『うちの子も小学生のときは安いスニーカーばかりだったけれど、中学生の今はスポーツブランドのものがいいって1万円前後のスニーカーを買っているよ。アウトレットだともっと安く買えるときもある』

1万円のスニーカーを「高い!」と判断した投稿者さんでしたが、ママたちからは「そこまでおかしくない価格帯なのでは?」とのコメントが集まりました。ママたちの情報によると、スポーツブランドのスニーカーともなると1万円を超えるものは少なくないようです。オシャレに目覚めた中学生が欲しいと思うのも無理はないグッズなのかもしれませんね。
しかし投稿者さんがお子さんに対して「贅沢」と感じるのには別の理由があるようですよ。

投稿者さんが「高い」と思う本当の理由とは……

『中学生だからオシャレに目覚めるのもわかるんだけれど、1年で8足も買っているんです……。もっと大事にしているなら1万円超えのスニーカーでも買うけれど、しょっちゅう「靴を買いたい」と言うから贅沢だと思ってしまいます。「身長だって伸びているから靴のサイズも変わるし、靴を欲しがってばかりだから買わない」と言ったら「ドケチ」と言われました』

投稿者さんによると、なんと1年間でお子さんに買い与えた靴は8足。「また靴が欲しいの? それは贅沢でしょう」と思ってしまうのにも頷けますね……。スニーカーを買うことをきっぱりと断った投稿者さんに対してお子さんは心ない言葉を言い放ったようです。しかし投稿者さんはカッとなることなく冷静に分析を続けます。

『しょっちゅう新しい靴が欲しいと言って、汚れたらすぐ捨てるんですよね。洗えば綺麗なのに。物を大切にする子なら買ってあげるけれど「汚れたら捨てる」という考えがよくない。そんな贅沢はさせられないと思っています』

お子さんはまるで靴を使い捨てのように扱い、汚れたら新しい靴をおねだりする……という行動を繰り返しているのだそう。だからこそ投稿者さんは新しいスニーカーが欲しいと言ったお子さんに対して「贅沢だ」と感じたようですね。「大切に扱うならば買ってあげたいけれど、もったいない使い方をする子には買えない」とのひと言が、投稿者さんの気持ちをよく表しているのではないでしょうか。

「1万円のスニーカーは贅沢だと思う」と話した投稿者さん。その言葉の裏には「物を大切にしないのは贅沢」との気持ちがあったのですね。物の値段が変わらなくても、状況が変わると価値観は変わってくるものでしょう。1年で8足も買っているという現状に、ママたちの意見も風向きが変わったようです。そしてこのあと投稿者さんからは、お子さんにまつわるある衝撃的な事実が語られたのです……。
後編へ続く。

文・motte  編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

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