【コラム:山本優希 Love Family】第7回 2人の女の子の子育てについて
かわいい女の子2人のママである山本優希さん。
26歳、モデルの仕事と育児を両立しながらの2人の娘さんへの思いについて、お話していただきました。
ー2人目のお子さんが生まれて、上のお姉ちゃんは赤ちゃん返りをしましたか?
生まれる前は心配したけど、それがなかったの!
下の子ばかりを見ているとお姉ちゃんがやきもちを焼くかなぁと思ってたから、お姉ちゃんを中心に見るようにしてて、それが良かったのかなって思います。
下の子は赤ちゃんなので、まだ周りのこととかいろいろわからないでしょ? もちろん目を離せない部分はあるけど、変化を感じているのはお姉ちゃんのほうだから、上の子を6、下の子を4くらいの割合でみるように意識していました。
下の子は、寝ながらお姉ちゃんの動きをよく見てて、お姉ちゃんが楽しそうにしてると、妹も楽しそうにするのね。
だから、お姉ちゃんが楽しくなる雰囲気を作ってあげることが大事だと思ったし、そうしてたら赤ちゃん返りをしなかったんですよ。
ーそういった子育ての感覚は、山本さんのお母さん譲りですか?
確かにお母さんに育てられた中で感じたことが、今に繋がっているかもしれないですね。
でも、うちのお母さんはもっと怖かった!(笑)。
お父さんが単身赴任でいなかったから、お母さんが1人でお父さんの分もやっていたからなんだけど、小さい頃はよく怒られたしすっごく怖かったな。
私は、あまり怒りすぎると、子どもが慣れてしまって「また怒ってるよ」みたいになるから、怒るタイミングを意識するようにしています。
ー上の子と下の子の育て方に違いはありますか?
下の子が生まれたとき、最初は「2人目だから余裕!」と思っていたけど、2人とも性格が全然違うから、育て方も一からスタート! っていうくらい違いますね。
上の子のときは、ミルクをたくさん飲んでくれたけど、寝かしつけが大変だったのね。下の子は逆で、すっごくよく寝てくれるんだけど、ミルクをあまり飲まないの。
上の子が生まれてすぐに震災があったから、私自身すごくピリピリしてたし、お水とかに神経質になっちゃって、それがあったからか、上の子は安心しないと寝ないんです。
だから、眠るときはそばにいて安心させてあげるようにしてるんだけど、下の子はちょっと泣いたと思って振り向くともう寝てる(笑)。
今のところ、上の子は食欲が強くて、下の子は睡眠欲が強いかな。
声の出し方とか、興味を示すものも違うから、こんなに小さくてもそれぞれ個性があるんだなぁって思います。
型にはめて考えるのではなく、その子に合った育て方ができればなと思っています。
<山本優希さんへの質問コーナー>
子どもの世話をするときに、特に意識していることはありますか?
大きなことではないですけど、すごく具体的なところだと、子どもの歯をとても大事にしています。
なぜかというと、私の家は、お母さんがきちんと歯のケアをして育ててくれたから、私も弟も虫歯がないんです。子どもの頃から、歯医者さんに毎月通って、虫歯が1本もないように育ててもらったことにすごく感謝してるので、子ども達にも同じようにしてあげたいと思っているんです。
だから、朝晩の歯ブラシもきちんと磨くようにしてますね。
甘いものを食べた後には特に念入りに磨いてますよ。
さて、山本優希さんへのインタビューも残すところあと1回!
最終回のテーマは「ママになって変わったこと」についてです。
お楽しみに!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai