【後編】専業主婦は子どものお弁当を作るべき?義母の言葉にイラッ!
朝が苦手、そして料理も得意ではないため、高校生の子どもにはいつも学校でお昼ご飯を買ってもらっている投稿者さん。そんな投稿者さんのことを義母は快く思っていません。さらには義母から注意を受けてしまったのですが、投稿者さんは納得できないようです。
義母の言葉をどう思う?
義母の意見はごもっとも
『お弁当は愛情だよ。自分も中高とお弁当だったけれど、大人になってからもつくづくありがたいと思っているよ』
『義母が正しい。当たり前のことしか言ってない』
義母はお弁当は親の愛情表現のひとつと考えています。筆者は高校時代には親からお弁当を作ってもらい、今は子どもにお弁当を作っています。作る側になって初めて「毎日作り続けるのはこんなに大変なのか」と思うことも多いです。そうなって初めて親からしてもらってきたことを「すごくありがたいことなのだな」と感じました。今、毎日お弁当を作るときに思うのは「今日も1日頑張って」という子どもへの想いです。これは親から子どもへのエール、それがまさに「愛情」なのではないかと。お弁当を作らないから子どもへの愛情がないというわけでは決してないのですが、お弁当も愛情のひとつなのかなとは思います。
余計なお世話
『義母はうるさいものよ。上手く聞き流してスルーする』
『親子間の問題に外野が口を出すのは違うかな。子どもに頼まれたら作ってあげたら良いとは思うけれど、義母に怠けてるとか手抜きとか言われる筋合いはないよ』
お弁当については投稿者さんと子どもの間の問題なので、義母が関与することではないと考えることもできます。そのため一意見として話は聞くけれども、それを聞き入れるかどうかは別問題。そういった捉え方もありますよね。
お弁当に親の愛情を感じることもある
これは筆者が高校生のときの話ですが、早くに母親を亡くした友達がいました。お弁当は父親が作ってくれていたのですが、多くても週に2回。それ以外の日は、朝500円を渡されて、ほとんどがコンビニのお弁当やパンで済ませていました。ある日、その子が言いました。「ご飯とふりかけだけでもいいから、作ってもらいたい」と。高校生ですから、そのくらいであれば自分でも作れるに違いないのですが、やはり親に作って欲しいんですよね。そうやって手をかけてもらうことに親の愛情を感じるものなのかもしれません。投稿者さんのお子さんも、もしかしたら簡単なお弁当でもいいから作って欲しいと思っている可能性もあります。義母の意見はさておき、もし投稿者さん自身がお弁当を作らないことに後ろめたさを感じているのであれば、一度お子さんとお弁当について話してみるのはどうでしょうか。
お弁当は「朝作る」という概念を外す手も
実際にお弁当を作るとなった場合、いきなり全部手作りにしなくてもいいと思います。今は冷凍食品やレトルト食品、缶詰もあります。それらを活用するのもいいですよね。また投稿者さんは朝が苦手だということですから「朝、お弁当を作る」という概念を外してみるのもいいかもしれません。前日の夕ご飯のおかずを多めに作り、あらかじめ「お弁当用」として取り分けておく、時間があるときに作りおきをして冷凍をしておくなどの工夫もできそうです。筆者もハンバーグを作った日は、お弁当用に小さいサイズを作り冷凍していますよ。
そこまで作っておけば、朝、お弁当箱に詰める作業はお子さん自身にお願いすることもできそうです。お弁当作りをしていくなかで、こんな冷凍食品があるのか! この缶詰は夕ご飯にも使えるぞ! なんて発見もあります。構えてしまうとハードルが上がってしまうものですが、せっかくならお弁当作りを楽しむつもりでトライしてみるのもアリだと思いますよ。
文・こもも 編集・Natsu イラスト・Ponko
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