義母から育児本が送られてきた!「子育てを怠らないように」という手紙付き。お返しはどうする?
ママにとってお姑さんは何かと気をつかう存在ですよね。どこかライバルのような関係でもあり、たとえば子育てに義理の母から口を出されるとカチンとくるママもいるのではないでしょうか?
『1歳の子どもがいます。旦那の実家には2時間半の距離で今年は3回しか会えていません。義母から本日、手紙つきで育児本が送られてきました。手紙には「育児を怠らないようにこの本で勉強してね」や「女は強欲になっていく生き物だから」「欲は全て捨ててしまおう」という記載がありました。私は育児も怠ってないし、強欲にも生きていません。私はそう思われていたのでしょうか? 意味がわかりません。旦那は出張中です』
旦那さんが出張している間、1人で子育てに悩み奮闘するママ。そこに届いた義母からの手紙つきの育児本のプレゼントは、気が重い物だったようです。
イヤミか真心か?母世代から送られる育児本にうんざり
手紙内に書かれたお嫁さんを刺激するパワーワードに、コミュニティのママたちの怒りの導火線に静かに火が点いたようです。
『義母に言われるとイラっとするわ』
『捨ててしまえ』
『良かれと思ってなんだろうけれど義母っていうのが癪(しゃく)に障る』
『姑さんの自己満足とあなたのことを信頼していないのかな。ちゃんと育児をしなさそうだから私がちゃんと指導しなきゃと思っていそう。完全無視でいいよ』
『私も賢い子どもの育て方系の本もらった。旦那だらしないからお前らが読めやって思って売ったよ!』
『無視しよう。私は結婚3年経っても子どもができずに悩んでいた頃、義母から不妊に効く漢方みたいな切り抜きが送られてきたな。わざわざ新聞を切り抜き不妊の嫁に送りつけるなんて、私も無視したわ。泣いたわ』
『実母から送られたことある。ソッコーゴミ箱行き』
相手はよかれと思っているかもしれませんが、育児書などの指南書をもらったほうとしては「あなたはできていない」と言われているような気持ちになることもありますよね。気持ちに余裕がないときなどは「イヤミなのか!?」と感情的になるかもしれません。
頂いたのならしっかりと「お返し」を
心のこもったプレゼントを頂いたときは、やはりこちらからも心のこもった仕返し……いえ、お返しをしてはとの提案がありました。
『お礼に終活のノートを送るかな』
『私にあのような本を送りつけるお義母様のお気持ちも、強欲からなのでしょうか? と、メッセージを添えて、「孫ができたらまず読む本」ってものを送ってみる』
『「女は強欲になっていく生き物だから欲は全て捨ててしまおう」に赤線引いて、お義母さんは未だに欲を捨てきれずにいるからこんな手紙送ってくるのですねって書き足してその育児本と一緒に送り返して欲しい』
『なるほど。確かに女は歳を重ねると強欲になって、しまいには嫁の育児や人格を支配したくなるようですね。終活を怠らないよう、この本で今どきの人生の終え方を学んでください(終活ブック同封)。ついでに祖母としてどうあるべきかも勉強してください(祖父母手帳的なもの同封)。姑というのはとかく面倒で口うるさい生き物だから。お義母さんはあといくつの欲をお持ちなのでしょうか。早く捨てましょう。と書いたお手紙を送りましょう』
『「とてもためになる本をありがとうございます。お手紙を拝見して思ったのですが、そろそろ生前整理を始められたのでしょうか。私もお母様の終活の参考になりそうな本を見つけましたので、お送りしますね。お互いに欲を捨て、残りの人生を生きてゆきたいものですね」』
丁寧に同封する手紙の内容を書いてくれたママもいました。イヤミにはイヤミでお返しとばかりに、なかなかパンチのある言葉が並びました。姑としてお嫁さんからこのようなお返しを頂いたことを想像すると……恐ろしいことです。
売ったり落書き帳にしたり使い方はいろいろあるよ
ママの目に入るだけで過呼吸に襲われてしまいそうなら、いっそのこと本を売ってしまってもいいかもしれません。
『売っちゃえ! 聞かれたら「いい本だったからママ友がぜひ貸してくれと、持っていった」と』
『フリマアプリで出品』
『子どもの落書き帳として使う。来たとき見えるようにそのまま置いておく。お義母さん、初めてのお絵描きですって見せる』
『お母様、育児を怠り強欲になっていくとはお母様の経験談ですか? 欲を全て捨ててしまったら死に向かいますよ。お母様、何かお悩みですか? 私、とても心配です。と伝える』
『私のためと思える投稿者さん、素敵。嫌味に捉えない人は最強だと思うわ』
『うざすぎてドン引き。旦那にありのまま報告する。こんな手紙が来たよ、お義母さんは私のこと、よほどダメ嫁だと思っているのだってねってつけ加えて。旦那は何て言うかな。それによっては出方を変えないといけなくなるわ』
『よし、送り返そう』
ママたちの気持ちも考えずに諭してくるお義母さんがいるようですが、なかには、お嫁さんの心に残る言葉を掛けてくれたお義母さんもいました。
『勉強教えて成果を得られるとつい夢中になりがちだけれど勉強や語学だけではなく精神面の成長もしっかり見つめてあげてね。私と義母のやりとりなら、このニュアンスだと思う。一時期子どもの教育ばかりに執着して、育児の本質を見失っていた時期あったからね。「オムツしている大人はいないわよ、大丈夫」「勉強なんていずれみんな平らになるんだから、今しか見られない可愛い成長を楽しまないと損よ」とか言われたことある。年の功だね、今となってはその通りだと思える』
『育児本は参考程度で。有り難くお昼寝枕にしましょう。気にせず楽しく子育てしましょう』
子育てをそっちのけで自分のことばかりのお嫁さんであれば「強欲になる生き物だから」と諭したくなるのでしょうが、投稿者さんはそうではないようです。育児本だけならまだしも、ワンオペで頑張っているところにプレッシャーを与えるだけの手紙をもらったママは辟易としてしまいますよね。
お義母さん自身へ向けた言葉だったのでは?
筆者はふと思いました。ママへの手紙に「欲は全て捨ててしまおう」と書いてきましたお義母さんですが、その実、自戒の念を込めてのお義母さん自身への言葉なのではないだろうかと。こまごまとした家事を怠らないようにする、欲を捨てる、そんな生き方を目指しているのはお義母さん自身。自分への言葉を、無意識に身近なお嫁さんに発しているのかもしれません。人は自分ができていないことほど他人に求めてしまう側面があるのではないでしょうか。だからこそ人に語ることで、自分の有り様を確認するような気がします。
義母とのやりとり、旦那さんに報告してみて
お義母さんとのやりとりを、やんわりとご主人に報告してはいかがでしょう。ご主人にとっては実のお母さんなので、言い方には気をつけながらも、育児本とお手紙でママが傷ついたことも聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなるかもしれませんね。もらった育児本がほんとうに必要なければ、売ったり捨てたり目につかないようにして、もらったことを忘れてしまうという手もあります。どんな気持ちで送られたのかは神のみぞ知るですが、義母の気持ちを憶測したところでイライラが募るだけかもしれません。今回のプレゼントとお手紙は「こんなこともあるのね」と笑って受け流して、素敵な人生を過ごすための方法を考える時間に充てたほうが有意義なのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・Natsu イラスト・Ponko
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