鬼ごっこでタッチされても、鬼にならない!?ズル賢い子への対策を教えて!
子育て支援センターなどで知り合い、お互いの子どもが赤ちゃんのころから遊んでいる友達親子、まわりにいませんか? きょうだいのように仲よく育つ姿を想像できる一方、きょうだいのように遠慮がない関係にもなりそうです。
ママスタコミュニティに寄せられたのは、同じマンションに住む友達親子についての相談でした。子どもたちが赤ちゃん時代からのつきあいで、何をするにも一緒。小さなころは楽しく遊んでいたそうですが、投稿者の息子さんが5歳になった今、ひとつ年上である相手の女の子の言動に悩んでいるのだそうです。
子ども同士なら”あるある”?でも小さな”ズル”が毎日続くと……
『その女の子(6歳)は、とにかく負けず嫌い。鬼ごっこでタッチされそうになると、「今、お茶飲もうと思っていたのに!」とキレる。息子がタッチすると「鬼ごっこ終わり~」と強制終了するか、逃げ続ける。息子が私に「鬼を交代してくれない」と報告に来ると、「息子くんが追いかけてきたから、持っていたキャンディ落としちゃった~」と、自分の母親に泣きつく。結局息子が悪かったような雰囲気になり、終了。鬼はいつも息子か、(息子の)弟。自分は絶対にやらない。
自転車で一緒に移動中、前を走る息子に「待って!」とキレる。息子が待っていると全速力で追い抜いて「私の勝ち〜」。逆に息子が「待って!」と言っても、絶対に待たない。子ども同士なら”あるある”なんだろうけど、毎日のことなのでイライラしています。口出ししたい私って、大人気がないかな?』
ひとつひとつの出来事だけみれば、目くじらを立てるほどではないのかもしれません。ただ毎日これが続いているとなると……。なんともモヤモヤしそうですね。
『こういうズル賢い子、わりといる。私なら、理由をつけて遊ばせないかな。ある程度の年齢までなら、子どもの友達は親が選んでもいいと思うよ。自分の子にまで悪知恵を植えつけられそうで、イヤじゃない?』
『最近うちに遊びに来た、息子の友達。悪だくみをして、鬼ごっこでうちの子だけ”ハメた”。最初は「子ども同士のことだし」と見守っていたけれど、何度も陰湿なことをするからガマンの限界が来てはっきり「ズルいよ!」と言ってやったわ』
コメントをくれたママたちのまわりにも、似たようなタイプの子がいるようです。親としてはあまり一緒に遊ばせたくない気持ちになりそうですね。
今は関わらないのが一番?小学生になれば自然と距離はできる
なぜそんな子と遊んでいるのか不思議がるママたちに、投稿者さんはこう言います。
『息子は遊びたいみたい。赤ちゃんのころからずっと一緒に遊んでいて、幼稚園も同じだし。その子のママはヒステリー気味で、子どもをこてんぱんに叱るタイプ。いつか性格が歪むんじゃないかと心配していたら、案の定イヤな子になった。でも幼稚園では優等生扱いされているみたい。母親は「まさかうちの娘がそんなことするわけない」と思っているから、遊ばせるときはいつもおしゃべりに夢中。娘の行動は見ていない。鬼ごっこのときも「タッチされていない」と嘘をつく娘の言葉を鵜呑み。私はタッチの瞬間を見ていたので「次にタッチされたら、鬼を交代しようか?」とやさしく言ったら、号泣された』
これを読んだママたちは、女の子が意地悪をする原因が母親にあると感じたようです。
『おしゃべりに夢中で子どもを見ていない親の子なんて、たいてい意地悪だよ、愛情不足のイライラを、よその子に向けているだけ』
『家でいい子にしないと「親に愛してもらえない」と思っているから、必死なんだよね。だからストレスが溜まって、親の知らないところで意地悪になるのよ』
その親子とは距離を置くようにすすめる意見が、多く寄せられました。また数年のうちに状況が変わる可能性を指摘するコメントも届いています。
『その子が先に小学校に上がれば、自然とフェードアウトできるよ。小学校に行ったら嫌われ者になるだけだろうし』
『うちの子ものんびりしているからずいぶんやられてきたけど、小学2年生くらいから「なんかおかしい」と気づきはじめて、バシッと言い返すようになったよ。それでもその親は叱らないし、変わらないけど。子どもが気づけば、自然と距離ができていくよ』
「距離が置く」が難しいなら、第三者を入れてみては
投稿者さんとしてはそれまでのつきあいもあるため、「距離を置く」以外の対策を知りたいのだとか。ママたちからのアイデアが寄せられました。
『投稿者さんのママ友も誘えない? 味方を増やして「ダメだよ」みたいな声かけをするようにしたら直るかも。もっと陰湿になる可能性もあるけど、そうなったら本格的に離れる』
女の子は、幼いころから一緒の息子さんには「何をしてもいい」と思っていそうです。投稿者さんのママ友親子も遊びに混ざって今までと少し違う環境になれば、多少は改善するかもしれません。
『幼稚園の先生に相談する。「帰宅後はそんな感じなんですが、園ではどうですか?」って。先生にシレッと性格が悪いのをバラしつつ、園でもやっていたら注意してもらう。うちの娘も同じように年上の子に意地悪されていたけど、先生から注意してもらったら少しはマシになった気がする』
『小学校も同じになるのなら、園の先生に相談。ズル賢い子どもは外面がよいから、先生の前では猫をかぶる。よーく見ていてもらって、小学校に申し送りしてもらう』
多くのアドバイスが、投稿者さんの心に響いたようです。
『できれば距離は置きたくないと思っていたのですが、やっぱりそれが一番ですよね。そう決めたら、心が軽くなりました。あとは幼稚園の先生に相談する、という対応も。学年が違うのでご迷惑かなと思っていましたが、たしかにひとつの方法だと思いました。みなさん、ありがとうございます!』
問題の女の子が意地悪ばかりするようになったのは、ここ半年くらいのことなのだとか。対策を講じるなら、まだ遅くはないはずです。女の子のママが園の先生など第三者の指摘にしっかり耳を傾ければ、今からでも取り返しがつくのでは? 学年も性別も違うお友達は、おそらくこの時期ならではの貴重な存在です。またふたりで楽しく遊べる日が来るといいですね!
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・カヲルーン
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