子どもの生活リズムは決めている?決めていない?ママたちの考えとは……
お子さんが集団生活を送るようになると生活リズムを意識して過ごすことでしょう。しかしお昼寝の有無やその日の体調によって1日のルーティンが変わってしまうこともあるので、ついダラダラと過ごしてしまった……という日もあるかもしれませんね。
とあるママから、生活リズムを絶対に崩さないママについて賞賛の声が上がりました。
『子どもがもっと遊びたいといっても、必ず毎日きっちり同じ時間に遊びを切り上げて、お風呂、夕飯、寝かしつけしているママってすごいよね。子どもが駄々をこねたときも、優しく言い聞かせて遊びを切り上げる。私は子どもに「もっと遊びたい!」と言われると、「じゃあ、もうちょっと遊ぶかぁ」ってなっちゃう。みんなはどう?』
投稿者さんの身近には、生活リズムを崩さないママ友がいるようです。毎日規則正しく過ごすことが理想だと感じていても、ついつい予定がくるってしまうこともありますよね。未就学児を育てているママたちは、生活リズムについてどのように考えているのでしょうか?
生活リズムを崩さないママをどう思う?
まずは「生活リズムを崩さないこと」について、どう感じているのか伺ってみましょう。
『流されないで芯があってすごいな、見習おうって思う』
『臨機応変に言い聞かせができるなんて、子育てのうまいママなんだね』
投稿者さん同様「すごい!」という意見が届きました。見習いたいとの意見から察するに、もしかしたら生活リズムが崩れてしまうことに悩んだことがあるママも多いのかもしれませんね。しかし一方でこんな意見も届きました。
『「○時にお風呂だから」と言って、帰宅後に一切遊べないと子どもがかわいそうかなと思う』
『「すごいなぁと思う反面、融通が利かなそうで深い付き合いは無理だなぁ」とも思う。いかなる場所でも自分は自分で空気を読まなさそうだから』
『「私はいつでもキチンとしている。私のすることはいつも正しい」感を出して、上から目線の人がたまにいるよね。そういう人は嫌いだわ。融通が利かないという印象』
『何がなんでもリズムを崩さないのは、頭が固そうで、容量も悪そう。臨機応変じゃないと!』
融通が利かない、頭が固そうとの印象を抱くママたちもいるようですね。子育てについての考え方や価値観が合わないと、今後の付き合いも見直すことになってしまうかもしれません。
1日の生活リズムは決めています
ではママスタコミュニティのママたちはどのくらい生活リズムを意識して過ごしているのでしょうか。まずはきっちり派のママたちに話を伺ってみましょう。
『大雑把だけど時間は決めているよ。マイペースや自己中に育てたくないからさ』
『リズムは大切。私の周りにもリズムを崩したくないママ友が割といるよ』
『きっちりとまではいかないけれど遊ぶ時間と夕飯の時間は、だいたい一緒だよ。子どもがもう少しだけ遊びたいって言っても帰る』
『集団生活に入る前にリズムを作るのは大事だと思う』
『私も基本的には崩さないよ。リズムが崩れるより、ワガママを言えば通ると思われるのが嫌だなというのが理由だけど』
『楽な方へ流れるのは簡単だよね。ぐうたらし始めるとキリがない』
『大体のスケジュールは決めていて、その範囲で臨機応変に対応している。子どものワガママに合わせていたら何も進まないから、無理やり感はあるけどね』
多少のズレは仕方ないとしてもある程度生活リズムを決めているママたち。時間を守ることの大事さを、教育の一環として捉えているようです。また集団生活に入る前に身につけておきたい大事なことだとも考えているのでしょう。
ついついのんびりしてしまいます。でも……
生活リズムを決めているママがいる一方で、あまり生活リズムにとらわれないと話すママたちもいました。のんびりしているとはいえ、ただだらけている訳ではないようです。
『多少リズムがズレてしまっても近いタイミングで軌道修正すればいいと思う』
『やる気や集中力が高まってきたところで「時間だから」と切り上げられて終わらせてしまうと子どもたちはどうなるのかな。うちはダラダラ派です』
『生活リズム決めるのはもちろん大変だけど、「絶対に崩さない!!」というのは疲れちゃうと思う。変則的な予定が入ったりすれば、臨機応変に対応しなきゃいけないし』
『遊びに集中しているときに「時間だから!」と強制終了すると不完全燃焼になって鬱憤が溜まっていきそう。もちろん次の予定とか集団行動のことを考えたら、「時間になったらおしまい」を教える必要がある。でも家での遊びの中だったら子どもの気持ちに寄り添って、少し待ってあげることも必要だと思う』
生活リズムにとらわれることなく、のんびりしてしまいますと話すママたち。一見するとダラダラしているだけなのかなと誤解されそうですね。しかし子どもたちの気持ちにより添い、自主性を大事に考えているからこそ「臨機応変に対応したい」と考えていることが伝わってきました。
生活リズムが崩れてしまったとしても……
生活リズムを守るママも、臨機応変に対応したいと話すママも、どちらもお子さんへの愛あってこその考えだということがわかりました。どちらのやり方も間違っていないはずですよね。
生活リズムに縛られて「もうおしまいにしなさい!」と急かしてしまう日や、親の都合でダラダラしてしまう日もあるでしょう。ママだってひとりの人間ですから、いつも規則正しくいられる訳ではありません。もし「理想と違った一日になってしまった……」と感じたときは、生活リズムを守るママは時に臨機応変に、のんびりしたいママは生活リズムをほどよく取り入れてみてはいかがでしょうか。ママたちの気持ちや考え方がお子さんに伝わり、少しずつ集団生活への習慣が身についていけばよいですね。
文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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