絵日記の宿題、出かけないから書くことがない。みんなはいつも何を書いている?
夏休みの宿題の定番といえばドリルや工作、絵日記や一行日記などがありますよね。いつもの夏休みなら「どこかに連れてって!」と子どもにお願いされて、日記の題材にもなればとお出かけしていたけれど……今年は諸事情でお出かけを控えている、そんな人もいるのではないでしょうか。
ママスタコミュニティに、絵日記の題材について相談が寄せられました。
『絵日記の宿題があるけど出かける予定はない。先生からは「絵日記のために出かけなくてもいいですよ」と説明されているけれど、なにを書かせたらいい?』
この相談に小学生のママたちから、さまざまなアイデアが届きました。
絵日記の題材はどこにでも!家でできるプチイベント
お子さんが「楽しかった」と思えるイベントは、何もお出かけばかりではないですよね。臨時休校中に考えた“おうち時間を楽しむアイデア”のストックを活用したり、お子さんが小さいころに楽しんだことを小学生向けにリメイクしたりするのはいかがでしょうか。早速こんなコメントがありました。
『スイカを買ってきて、庭でスイカ割りをする予定』
『家族でタコ焼きパーティーをしたよ』
『家で映画を観て、感動したという感想はどう?』
『庭でプール遊びでも楽しい思い出だよ』
『夏休みなんだし、ちょっと夜更かしして星空観察日記なんてどう?』
夏を楽しめるアイデアとして、星空観察もステキですよね。毎年真夏に観測できるペルセウス座流星群、今年は家族で楽しんではいかがでしょうか。
”家のお手伝い”の日記でコンクールに出品された人も!?
『小4女子。冷たいデザート作りを毎日しているよ』
『ママに時間のゆとりがあるなら、オヤツやご飯を一緒に作るのはどう? うちはグミ、どら焼き、うどん、クッキー、プリン……簡単なものばかりだけど、やり切った感があるみたいよ』
『部屋の掃除をしたってのはどうかな?』
『私が子どものとき、家でカレーを作っただけの絵日記を書いたよ。そしたら高評価されコンクールにも出品された。イベントを書くだけが絵日記じゃないよ』
家のお手伝いはお子さんの年齢によって、子どもひとりで責任を持ってやり切らせたり、パパやママと一緒にやったりできますね。筆者の子どもは昔、庭で洗車しながら水遊びしたことについて書いていました。遊びのようなお手伝いも楽しい思い出になりますよ。
家の敷地を出たら近所の公園でも“お出かけ”
乗り物に乗ったりお泊まりしたりしなくても、お散歩くらいの“お出かけ”が思い出に残ることもあります。
『娘からは花火を催促されているよ。近所の公園で人がいないのを見計らって行くつもり』
『虫取りは? 夕方に大きな木の根元を探すと、セミの幼虫が土から出てくる。捕まえて虫かごに入れて持って帰れば、孵化まで見れるよ』
『近くで行けるならお墓参り。お盆らしい“お出かけ”だよ』
日常の一コマは子どもの心が動いた瞬間。気持ちの表現も日記で
毎日同じことを繰り返しているように思える生活も、同じものを食べ同じもので遊んでいるわけではありません。夏休みの間でも、何かが少しずつ変化しているものです。ちょっとした出来事でも、子どもの心が動けば書きたい題材になるはずですよ。
『小4の息子。一行日記に「お母さんに怒られた」とか「病院に行って怖かった」とか「◯◯で大笑いした」とか書いている。子どもらしくていい作文だと思う』
『おやつにアイスを食べたことを書いている』
『テレビで見たアニメの絵と感想』
『うちの子「毎日ゲーム、ゲーム、ゲーム。ヒマだ〜」って書いてるよ』
『うちは「ずっと家にいました」って作文に書くそうです。いかに退屈だったかを書くんだと意気込んでいる』
宿題の絵日記や一行日記は“お出かけ自慢大会”のために書くわけではないですよね。子どもが自分の気持ちや出来事を文章に表すこと、また文章に慣れるために、長期休みの間も書き続けることが大切なのではないでしょうか。
投稿者さんは寄せられたアイデアのなかから「冷たいデザート作り」をお子さんに勧めてみるとコメントしていました。料理を題材にすると、楽しいクッキングの様子や美味しいデザートの感想など、書けることはたくさんありそうです。ステキな絵日記が書けるといいですね。
文・間宮陽子 編集・しらたまよ
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