娘達のことが大好きなパパさん。公園で楽しく遊んでいたはずなのに、落ち込んでしまった理由とは……

年長、年少の姉妹を育てています。ウチのパパさんは娘達が大好き。娘達と一緒に近所の公園へ遊びに行くのが休日の楽しみだったりします。私が家事をしていると一緒にしてくれるなど、家族のことをとても大事にしてくれているのが伝わります。いつも感謝の気持ちでいっぱいなのですが……そんなある休日のこと、パパと娘たちが公園から帰ってきました。

「ただいま～！　楽しかった～！」「楽しかった～！」
大好きなパパに遊んでもらった娘たちは元気いっぱい。
「ちゃんと手洗いうがいしてね～」「は～い！」

しかし……

何だろう……公園で長女ちゃんの大好きな男の子にでも会ったのかな。もしかしてラブラブなところを見せつけられちゃったりしたのかしら……？

娘達の前では笑顔で振る舞うものの、少し離れるとすぐため息をつくパパさん。一体公園で何があったのか……私は気になって仕方ありません。
娘達が寝静まった後。パパさんはキッチンで洗い物を、私はすぐそばで洗濯物をたたんでいました。
「……で、何があったの？？」
私が聞くと、パパさんは話しはじめました。

「久しぶりにSさん親子に公園で会ったんだ」
「Sさん家って上の子と下の子結構離れていたよね」
「そうそう下の男の子は年中さんで、上のお姉ちゃんが中学1年生で……はぁ……」
「ど、どうしたの」

私は思い出しました。以前Sさん家のママが内緒でこんな愚痴をこぼしていたことを。

いつも家族のことを思いやって、家事に育児に頑張ってくれるパパさん。きっと娘ちゃんたちにも愛情はたっぷり伝わっているはず。だから大丈夫！！
これからも娘達ともどもよろしくお願いします。

文、作画・なかやまねこ

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