<共働き夫婦>「休日の家事」に関する価値観の違い!お互いの考えは……【後編まんが:パパの気持ち】
前回からの続き。日曜に掃除をしただけで夫に怒られたことに納得がいかず、夫に対する愛情もなくなりそうと悩む妻。夫の真意とは!?
どうやら昨日は友達と遊びに行っていたようだ。
「自分だけ遊びに行く時間があるなら俺にも自分の時間をくれ!」とイライラと眠さのせいで、その日はつい感情が爆発してしまった……。
「少し話があるんだけれど……」と居心地悪くリビングにいる自分に妻が話しかけてきた。
「これ、普段私がしていること」と妻は紙に書いたスケジュール表を俺に差し出した。そこには子どもの世話や家事に関することがびっしり書いてある。
妻は「私ひとりでゆっくり休める時間なんて少しもないの!」と叫んだ。
俺はそう言われて初めて気づいた。
確かに、家に居ても妻が椅子に座っている姿はほとんどみない。このタイムスケジュールでは妻がゆっくり休めるはずもない。子どもと楽しくやっていると思っていた。子どもを世話したり遊びに連れて行ったりすることが苦労だとは少しも想像しなかった。
俺ばかりが頑張って報われないと思っていた……。
感謝の気持ちがなかったのはお互いさまだったのかもしれない。
俺は「平日は俺が何をすればいいか、手伝ってほしいことがあったら事前に言葉にして言ってほしい。正直何をすればいいのか、何を求めているのか分からないんだ」と伝えた。そしてこんな提案をしてみた。
「次の日曜はみんなでどこか遊びに行こう、その次の日曜は家の掃除をして、その次はみんなで家で休んで……そんなルーティンでどうかな? 俺も休みたい日曜があるんだ」
それから数ヶ月後……
妻も笑顔になってくれ、今は楽しく家族みんなで休日を過ごせるようになった。
お互い求めていることや自分の考えていることを言葉にすること……そして感謝をすることが一緒に生きていくうえではとても大切なことなんだと気づけた出来事だった――。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・イチエ
【つぎ】の記事:<産後の恨みは一生>出産後に言われた、義母の一言「いったい何してたの?」「え……」【前編まんが】