「帰ってきて!」感染症が心配な母からの電話【後編まんが】
前回からの続き。先ほど母から「帰ってきてほしい」という電話がありました。今全国を襲っている感染症のことが心配で言ってくれたことです。
でも私は「大丈夫だから。また帰るね」と、おどけて伝え電話を切りました。きっと今頃母はひどく落胆していることでしょう。心の中では、私も同じ、家に帰りたい気持ちだった。……にも関わらず、私は“ウソをついた”のです。
母のメールは少し怒っているようにも見えました。でも怒っていることも含め、私の心にじんわりと温かくしみました。
帰る場所がある、そのことが私を強くしてくれる。そんな風に感じます。
終わりの見えない戦いですが、もう少し頑張りたいと思います。
脚本・うえすとせんたー 作画・さど
前半はこちら→「帰ってきて!」感染症が心配な母からの電話【前編】
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