卒園を迎えたご近所さんにお下がりをおねだりしたママ。これって無神経なの?
お下がりについて、あるママから投稿がありました。
『隣の家の子どもが一人っ子で、卒園を迎えました。入れ替わりでうちの子が同じ園に入ります。ご近所さん数人で喋っていたときにお下がりの話になったので、その流れでお隣さんに「制服や帽子、よかったらゆずってください」と言ったら快くゆずってくれました。そのお返しに食事券を贈りました。でも立ち話の中でチラッと「2人目が欲しくて~」と言っていて……。もしかして2人目ができたときのために取っておきたかったかな? 私は無神経だったのでしょうか……』
投稿者さんは隣の家のママに制服のお下がりをお願いした後で、無神経だったかなと感じているようです。ママスタコミュニティのママたちも、お下がりをもらったりあげたりした経験があるでしょう。まだ2人目の子どもはいないものの、さらに子どもが欲しいと感じているお隣のママに「お下がりをゆずってください」と言ったことは投稿者さんが考えるように無神経な行動だったのでしょうか?
ちょっと無神経かな……。ママたちからの手厳しい意見
『お下がりくださいと言うこと自体が無神経だよね(笑)』
『制服は自分からクレクレ言うもんじゃなくて、相手からもらってと言われたときにもらう感じだと思っていた。実際もらったけれど相手からだったし。自分から言う勇気はない』
ママスタコミュニティのママたちからは、お下がりをくださいと言うこと自体が無神経なのでは? という厳しい意見が寄せられました。お下がりはこちらから要求するのではなくて、相手から「使ってね」と言われたらもらう物と考えているようです。
制服は子どもの思い出や記念に取っておきたい気持ちもある
『うちは一人っ子だけれど、記念にとっておきたいからそんなことを言われたら困っちゃう』
『幼稚園の物はとっておきたい親が多いよ』
子どもが幼稚園のときに使っていたものは、思い出や記念としてとっておきたいと思う親も少なくないようです。制服もミニチュアにするなど形を変えて保管しておくケースもありますね。
制服やジャージのお下がりに肯定的なママも
『えー、私ならお下がりくださいと言ってくれるのは嬉しいけれどな。むしろお下がりを嫌がる人が多い中、堅実な人だなという印象』
『バザーで幼稚園のジャージを買いたくて、役員さんにジャージのリサイクルが出ているか聞いたんだよね。そうしたら「うちの子が3月に卒園するのを待ってくれるならあげる」と言われたよ。助かったわ』
『うちの園は役員とかが不要な制服の回収をして、バザーみたいな感じで売っていたけれど。ちなみに小中でもそのシステムあるよ』
「お下がりをください」と言うのが無神経という意見がある一方で、「お下がりをください」と言ってくれるのは嬉しいと感じるママもいました。物を大切にしていて、お金に対しても堅実な人、印象があるようです。学校によっては使わない制服をバザーで売るなど、お下がりを積極的に活用することもあるようです。
制服をあげたくなかったら、はっきりとそう言うのでは?
『大丈夫だよ。そのつもりなら始めからそう言うでしょ』
『みんなで「ゆずって~」という話の流れの中で言ったなら、そこまで無神経じゃなくない? フランクに話せる仲なら、そのママも譲りたくなかったらごめんと断るでしょ。大丈夫だよ!』
投稿者さんと制服をゆずってくれたママは比較的親しい仲のようなので、もしお下がりをあげるのが嫌だったら、はっきり言うのではないでしょうか。言われなかったということは、相手のママも嫌とは思ってないと考えることもできますよね。
お下がりをもらうときには相手への配慮も忘れずに
『今回はありがたくいただいて、これからは自分からゆずってとは言わなければいいよ』
自分から「お下がりをください」というのは、相手のママに失礼になるという意見が少なからず寄せられました。お下がりは相手から「使ってね」「ゆずるね」と言われて初めてもらえる物という考え方があるようですね。そのため今回の投稿者さんの行いも、相手のママを不愉快な気持ちにさせた可能性が指摘されています。
一方でお下がりをもらってくれたら嬉しいと思うママもいるので、お下がりに関しては人それぞれ捉え方が違うことがわかります。また誰からもらうのかでも、お下がりの感覚が違ってくるでしょう。例えば自分の兄弟や姉妹に、「お下がりある?」と聞くのはあまり抵抗がないかもしれません。でもママ友や近所のママの場合には、相手の気持ちを考える必要があるでしょう。今後は相手からお下がりの提案があったときだけもらうなど、もらい方も配慮するとよさそうですね。
文・こもも 編集・しのむ イラスト・Ponko
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