義姉が「義母の還暦祝いどうする?」と連絡してきた。嫁が先頭切って計画を立てなければいけないものなの?
結婚をすると、旦那さんの両親はお嫁さんにとっても両親になります。でも実の両親と同じだけ彼ら(義両親)に対して親愛の情を持てるかと言われれば「そこまでではない」と答えたくなるお嫁さんも少なくないのではないでしょうか。あるママさんはお義姉さんからかかってきた一本の電話に疑問を抱いたそうです。
『義姉が「義母の還暦祝い、どうする?」と電話してきたので、「旦那に言ってください」と言ってしまったよ。なんで私に電話してくるのやら……』
お義母さんの実子であるお義姉さんとその弟にあたるママさんの旦那さんのふたりが相談し合えばいいのに、なぜ自分に連絡がくるのだろうと思ってしまったわけですね。ママスタコミュニティに寄せられたこの投稿には共感のコメントが寄せられました。
還暦祝いを嫁に仕切らせようとしているのなら、それには違和感
『何で義母の還暦祝いの計画を嫁がしなきゃいけないのよ。嫁からしたら何にもしたくないわ』
『迷惑だね。自分の親のことくらい自分で考えてって思う』
『逆だとわかりやすいよね。実母の還暦祝いするのに弟の嫁に連絡を入れないよ』
『嫁に決めさせるのはおかしいよね。旦那に言ってもダメなら家族間で決めろって思うわ。思い返せば、私も今まで何度もこういうのに巻き込まれて、結局、私がいろいろ決めたり考えたりしなきゃならなかった。腹立つわ!』
たとえば自分なら、兄や弟のお嫁さんに連絡して、実母の還暦祝いの相談をするでしょうか? 旦那さんに計画を立ててもらいますか? 「そうはしない」と思うからこそ、ほかのママさんたちもこのお義姉さんの行動を不思議に思うのでしょう。
ほかに相談できる相手がいなかった、あるいはあえてお嫁さんに声をかけた可能性も
ただ「お義姉さんに悪気はないと思う」という声も寄せられています。
『女同士のほうが話がスムーズに行くからじゃない? 男に相談したところで「好きにして」とか「任せる」のひと言で終わりがちでしょ』
『お嫁さんが蚊帳の外にならないようにあえて声をかけてくれたんじゃない?』
『義姉は気を使ってくれたんじゃないかな?』
お義姉さんは仕事などで忙しい夫(ママさんのお義兄さん)や弟(ママさんの旦那さん)に気を使ったのかもしれません。あるいは“暖簾に腕押し”の男性陣ではなく、あえて話ができそうなママさんに連絡をしてきたということはありませんか? 事前にママさんに相談をすることで、ママさんは「もうお嫁さんではなく家族の一員だと思っている」と伝えたかったのかもしれません。
「面倒くさいことは嫁に任せてしまおう」と電話してきたわけではないかもしれないと考え直し、お義姉さんの思いを汲んであげてみてはいかがでしょう。
義両親の還暦祝いについて「みんなの本音」
いずれにしても本音では、義両親の還暦祝いを「私に関係ないと思いたい」ママたちが少なくないようです。
『知らんがな!! 勝手にやってくださいって感じだね』
『私もこの間、還暦祝いをするのに旦那、兄弟、家族と大勢でホテルに泊まりに行ってきたよ。心の中では血の繋がっている人だけでやればいいのになぁと思ったよ』
義両親に対して感謝の気持ちや愛情を抱いているのであれば話は別でしょうが、率先して「義両親のお祝いを企画しよう」と思うまでにはなかなか至らないようです。たしかに今はもう皆、家族。とはいえ「まずは実の子どもたちで計画したらいいのに」「お店探しやスケジュール管理など、面倒なことばかり私に押し付けないで」というのが正直なところなのかもしれません。