2020/06/06

洗濯物は裏返して干す？色褪せ防止や乾きやすさの他に意外な理由も

洗濯物の干し方について、あるママから質問がありました。

『洗濯物を裏返しして干す人はいる？　ちなみに私は裏返し派。よく洗濯物が裏返しだとイラッとするとあるけれど、日焼けして色褪せた服が嫌い。全て裏返しで干して、乾いたらまた元に戻す。裏返し派は少数なのかな？』

洗濯物は裏返す1
投稿者さんは洗濯物を裏返して干すようですが、他のママたちはどうやって干すのでしょうか。アンケート形式でママたちが投票してくれています。

「洗濯物は裏返す」という意見が多い結果に

投稿者さんは洗濯物を裏返して干すかどうかで、アンケートを取ってくれています。まずは結果を見てみましょう。

裏返しをしない　7票
裏返しをする　　45票
その他　　　　　21票

洗濯物を裏返すの票が裏返さない票の6倍以上になり、コメントをくれたママたちに限っては裏返して干すママが多いことがわかりました。また「その他」では、物によって裏返すかどうか違うという意見が寄せられています。ではそれぞれの選択肢を選んだ理由をみていきます。

洗濯物を裏返す理由

色あせを防ぐため

『子どもたちは裏返しにしないから、干すときに裏返しにして干す。日焼け防止のためです』

『面倒だけれど、色褪せ対策のために』

洗濯物を裏返して干す理由としては、投稿者さんと同じように色褪せ防止という意見が寄せられました。裏返すことを面倒と感じながらも服が色褪せずに着られることを優先するママたちもいるようです。

洗濯物の中に虫が入っているかもしれないから

『裏返さなかったときに、虫が内側にいたら困るからです』

『子どもの頃服の中に蜂が入っていて、刺されたことがあった。だから裏返しにして干している』

洗濯物の中に蜂などの虫が入り込んでしまうこともありますね。入り込んだ虫に気づかずに洋服を着てしまうと、虫に刺されてしまうこともあるでしょう。洗濯物を裏返しておけば畳むとき表に返すついでに隅々までチェックができますね。

ポケットが付いていると乾きにくいから

洗濯物は裏返す2

『乾きにくいズボンポケットが付いているものは裏返し』

『ズボンは特に。ポケットあるし』

ズボンのポケットが内側に入ったままでは乾きにくいでしょう。洗濯物を裏返してポケットを外側に出せば、ポケットも乾きやすくなりますね。

母親が洗濯物を裏返していたから

『裏返すよ～。母親がそうして干しているのを小さい頃から見ていたから、自然と自分もそうするようになった』

『親がそうだったから。それが当たり前だと思って裏返しに干しています』

自分の母親が洗濯物を裏返していたために、同じようにしているママもいるようです。子どもの頃からそう思っていれば、疑問を持たずに同じことをするのも頷けます。

洗濯物を裏返さない理由

面倒だから

『私は面倒くさいからしない。でも色褪せてしまうのはわかるから、する人はえらいと思う』

洗濯物を裏返すことを面倒と感じてしまうママもいるようです。特に袖が長い洋服やズボンは裏返すのに手間がかかりますから、そのまま干してしまうこともあるのでしょう。

外に干さないので色褪せの心配がないから

『外に干さないから』

『夜に洗濯から乾燥までするから、外に干したことないよ』

洗濯を夜にしたり、乾燥機を使って乾かしたりする場合には、外に洗濯物を干すことがありませんね。外に洗濯物を干さないなら色褪せなども気にならないでしょう。裏返さないで洗って干しているようです。

脱いだときの状態で干す

『裏返して脱いでる洋服はそのまま干す。その他はそのまま干す』

『みんなが脱いだときのままで干す。たいてい裏返しだし』

アンケートの「その他」を見ると、脱いだ状態のままで干すというコメントもありました。裏返しで脱いだ洋服を元に戻して洗うのは、ママにとっても手間になりますね。そのため裏返しの状態で洗濯をして、そのまま干すことも少なくないようです。

洋服によって裏返すかどうか決める

『襟付きのシャツとか型崩れしそうなものは、裏返さず陰干しする』

『物によって。黒、赤、緑とか色の濃いものは裏返して、白、グレー、パステル系とかはそのまま干している』

洋服の形や色によって、裏返すかどうかを決めているとのことです。色褪せだけではなく、型崩れにも注意をしていることがわかりますね。全部の洗濯物を裏返すわけではないので、手間も軽減されそうです。

裏返すことにも裏返さないことにもママなりの理由が。負担なく試せる方法を取り入れて

洗濯物を裏返して洗うことにも裏返さないで洗うことにも、ママたちそれぞれの理由がありました。洗濯を担うママたちは干しやすさや乾きやすさだけではなく服の色あせにまで気を配っているのですね。ママたちが実践している干し方のうち、負担を増やさずに真似できる方法があったらぜひ次回の洗濯から取り入れてみてくださいね。

文・こもも　編集・しのむ　イラスト・むらみ