子育てしながら犬を飼うのは無謀!?犬を飼う・飼わないに関するママたちの意見とは?
犬を飼いたいと思ったことはありますか? 実家に愛犬がいたり、近所に可愛い犬がいたりした場合「うちも飼いたい!」と思いますよね。しかし子どもが小さいときは大変かもしれないと二の足を踏むこともあるようです。犬を飼いたいけれど子どもが小さいので迷っている、というママからのお悩みがママスタコミュニティにありました。
『犬を飼いたいです。ただ下の子がまだ3歳で犬を飼うことは無謀でしょうか? ミニチュアダックスを希望ですけど、ペットショップの人に「子どももいるし大変ですよ」と言われました。アドバイスをお願いします』
犬を買いたいママ。しかし子どもが小さいときに犬を飼うことは難しいのでは? とペットショップの人に言われてしまったようです。これに対し、すでに犬を飼っているママや1度検討したことのあるママたちから様々な意見が届きました。
犬を飼うのは「やめたほうがいい」という意見が多数
ママたちから多くの意見が集まりましたが、その中でも多かったのは「簡単ではないから、飼わないほうがいい」という意見でした。
飼わないほうがいい理由1:子育てとの両立が難しい
『犬って大変ですよ。散歩もあるし、猫よりにおいあるし。肛門腺絞りとかめちゃくちゃくさいやつもしないといけないし。それなりの覚悟がないならやめといた方がいいと思う』
『子どもが落としたチョコを拾い食いして亡くなってしまった小型犬知っているよ。小さい子どもも犬も両方に気をつけなきゃいけないから大変だと思う』
『性格もあるけどしつけが大事。うちはよく吠えると言われているチワワだけれど、吠えないよ。子犬の頃から飼うのは結構大変。特に犬のトイレトレーニングは大変! 子どもが小さいと犬のうんちやトイレシートを触ったりしないようにしなくてはいけない。それを育児しながら、トレーニングするのは、たぶんしんどい』
まだお世話が必要な年齢の子どもと犬の世話を両立するのは簡単ではないという意見がありました。なかには子どもの食べこぼしを犬が食べてしまったとの報告も。犬と子ども、両者にとって「誤飲」などの命の危険につながることは避けたいところです。そのほか、犬へのしつけや雨の日の散歩なども考えると子どもが小さいと尚更「子育てと犬の世話」の両立が難しく感じられますね。子育ても犬のしつけも生半可にできるものではないため、反対する意見が多く上がっていました。
飼わないほうがいい理由2:お金がかかる
『ミニチュアダックスを実際に飼っている。うちの犬は無駄吠えはしないけど、老犬なので、医療費が大変よ。お金に余裕があるならいいけど、大病すると100万ほどかかる。その覚悟があるならいいと思うよ』
『3歳で飼い始めると、犬が老犬になる時に大学受験の時期かな。あなたが老犬介護できる余裕があるならいいのでは? 犬は買うのは簡単だけど、ちゃんと犬の幸せを考えて飼うと予想以上にお金もかかるし、時間も必要。覚悟があるなら飼ってもいいと思うけど、できないかも? と一瞬でも思うなら、犬のためにも自分のためにもやめておくのが正解だと思う。トリミング代で1カ月1万円、サプリメント月5千円、ごはん代月1万5千円、薬代3万円、病院定期健診代2万円、ペット保険月1万5千円、ペットシーツ3千円とプラスα。ざっと見積もっても1ヶ月に10万円ほどかかっています』
現在すでに犬を飼っているというママからリアルな意見がありました。子どもが3歳のときに子犬を飼うと、子どもの大学受験と犬の介護が重なるという意見は参考になりますね。経済的に余裕がなければ途中で飼えなくなる可能性もあります。もし飼う場合はきちんと犬のライフプランと家族のライフプランを重ねて考え、犬の大病などにも備えて資産設計をしたほうがよさそうですね。犬を1匹飼うといくらお金がかかるのか、事前に調べたうえで子育て資金や学費なども含めて試算してみてはいかがでしょうか。
子どもが小さくても犬を飼っても大丈夫!という意見も……
『うち犬4匹いるけど、3歳なら犬とお子さんは良いパートナーになれますよ』
『小さいうちから動物を飼うのは、子どもの情操教育にもいいし、相手の気持ち考えられる子になると思う。うちはチワワとダックスのミックスだけど、優しいし、賢いからしつけやトイレトレーニングもすんなり入ったよ。しつけは娘にも参加させることで、犬との付き合い方もすごく上手になったよ』
「犬を飼うこと」への慎重な意見が多い中、すでに犬を飼っているママからは肯定的な意見をいただきました。すでに飼っているママたちは「犬を飼うことは、子どもの情操教育にもいいのでは」と考えているようです。経験者のママたちの多くは、子どもが犬を思いやったり、犬のお世話を手伝ったりする過程で、子どもが成長する様を見てきたのかもしれません。
犬を飼うならどうすればいい?
犬を飼わないほうがいい、飼ってもいい、という双方の意見を踏まえたうえでそれでも「犬を飼いたい!」と思う場合、どんな点に注意すればよいでしょうか。ママたちからアドバイスがありました。
子どもが大きくなってから飼う
『子どもがお留守番を含め、自分のことを一通り出来るようになってから、犬を飼うといいかも』
『子育て一段落した後にしたらどう? 癒してくれるよ。子どもみたいに反抗期ないし(笑)』
子どもが成長してから飼えば良いという意見が多数ありました。子どもに手がかかる時期は子どもが大きくなってから犬を飼ったほうがママの負担は少ないのでは? という意見には納得ですね。
犬種をきちんと調べてから飼う
『ミニチュアダックスは吠えない子は吠えないけど、相対的に吠える子が多いよ。初心者でもおススメの、穏やかな子が割と多く賢いワンちゃんはベタだけどトイプードルが良いと思う』
『飼っているミニチュアダックスがヘルニアになって、手術に100万位かかっている。ミニチュアダックスじゃなく小さなヨークシャテリアや、トイプードル、チワワが飼いやすいのでは』
『プードル、チワワなどの犬種は膝のトラブルが多い犬種です。プードルは、トリミング代が高額です。しかし、ダックスと違って抜け毛が少ないよ。犬種をしっかり調べて飼うことをオススメします』
犬種によっても、日常で起こる特徴に差があるのでしっかり調べたほうがいいという意見がありました。「性格」「病気になりやすいか」「毛の抜け方」など、どのポイントが大切なのか家族で相談して、納得のいく犬種を選んだほうがよさそうですね。
念のためアレルギーの検査を
『念のため動物アレルギーがないか調べた方がいいよ!』
『うちの子急にアレルギー発症してしまった。おかげでその対策が大変! 週末必ずシャンプー、2週間に1回動物病院、犬の薬だけで2万いくときもある』
犬を飼う前はアレルギーがないように見えても、いざ一緒に生活してみたらアレルギーを発症してしまった、ということがあるようです。念のために家族全員がアレルギー検査をしてから飼うかどうかを考えたほうが安心ですね。
犬を飼うということは命を預かるということなので、覚悟や資金が必要なようです。気軽な気持ちで飼ってしまい途中で手放すことにならないよう、家族でしっかり話し合うことが必要ですね。誰がどのお世話をするのか、費用は問題ないかなど、具体的に計画を立てることで家族の一員として犬をスムーズに迎え入れることができそうです。子どもが小さいうちに犬を飼うことのハードルは低くはありませんが、「飼いたい」気持ちをまずは家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
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