旦那の失言「胎動が気持ち悪い」。マタニティ中の”夫婦の温度差”を先輩ママが考察!
妊娠5~6ケ月頃から感じる「胎動」は、ママにとって赤ちゃんの存在を実感できる幸福なもの。しかしママスタコミュニティでは、そんなママの幸福感を台無しにする一言を放った旦那さんについて、投稿が寄せられました。
『私は今妊娠7か月、胎動を頻繁に感じています。今日赤ちゃんが動いているときに、夫にお腹を触らせたら……「言い方悪いけど、正直気持ちが悪い」と言われ、とても悲しくなりました。
みなさんの旦那さんは、どんな反応でしたか?』
投稿者さんの心の内を想像すると、悲しい気持ちが胸に広がります。でも、ママとしては非常に残念なことに、胎動に対するパパの反応は、それほど幸せに満ちていないケースも案外多いのかもしれなくて……? 今回のトピックを通し、胎動をめぐるパパのリアルな姿に迫ってみたいと思います。
旦那さんの胎動へのリアクションは?
投稿者ママが関心を寄せていた、ほかのパパの反応はどのようなものでしょうか?
これぞ理想!?パパらしさ満載のリアクション
まずは、尊い命をもつ自分たちの子どもが、お腹の中で元気に育っているのを実感することはパパ冥利に尽きる、と感じるタイプの旦那さんの反応をご紹介。
『投稿者さん、辛かったね……もし思っても口に出しちゃダメだよね! うちの場合は、不思議そうに、でも楽しそうに「すごいね~!」とお腹を触ってた』
『お腹に触ったり話しかけたりしない夫だったけど……臨月間近、私が就寝中に「こんばんは、起きてますか~?(小声)」と話しかけているのに気付いた(笑)』
ママはがっかり。リアクションが薄いケース
「うちの旦那は胎動を喜んだ」といった投稿は、今回たしかに多く寄せられました。一方で、反応がイマイチだったというコメントも、それなりの数があって……。
『うちは、あまり触らなかった。「気持ち悪い」とは言われなかったけど、良く思っていない感じだった』
『3人子どもがいるけど、旦那がお腹を触ったのは、いちばん上の子のときの一回きり。すごくビックリしていて、その後は触ろうとしなかった』
「じつは、私も胎動が”気持ち悪い”と思っていた」と告白するママたち
そして、「胎動が気持ち悪い」発言を受けて、母親サイドからも「実は私も……」というコメントが出現。
『じつは私自身、気持ち悪いと思ってた(笑)。自分の中に生き物がいるし、お腹が動けば、エイリアンみたいって思ってた。でも、旦那さんの「気持ち悪い」という発言は、気分良いものではないよね……』
『私も、胎動と自分の体型が気持ち悪かった。体を見たくなくて、鏡にカバーをかけていたくらい』
『私は妊婦さんの大きいお腹が苦手だった。旦那にも「あんな体になりたくない」って言っていた。でも今は、2人の子どもに恵まれ、幸せを感じてる。子どもが生まれてみないと分からないことってあるよね』
筆者は夫に「出産後に出てきた胎盤がグロかった」と言われたことがありますが……人が非日常として体験する”生命の神秘”は、場合によっては、美しさとともに、ある種のグロテスクさを感じさせることがあるのかもしれない、などと筆者個人としては思ったりします(汗)。
男なんて、そんなもの?時を経て、わが子に愛情が芽生えるパパたち
『男なんて、そんなもんよ。生まれたら徐々に父親としての自覚が湧くんじゃない?』
『うちは3人子どもがいて、3人目の妊娠中に旦那が告白したんだけど、1人目のときは怖かったらしい。でも可愛い赤ちゃんが生まれたのを見て、「気持ち悪いなんて思ってゴメンナサイ」と反省したらしい』
『私の夫も似たようなことを言ってたよ。怖かったみたい。立会い出産も拒否し、新生児のわが子のことを「猿みたい」と発言。でも生後3~4ヶ月で子どもが笑うようになってからは、わが子にメロメロ』
『うちも妊娠中も出産後も子どもに興味なさそうだった。……で、私が旦那に、無理やり子どもと触れあう時間を作らせた。子どもが旦那に懐いてきた1歳頃から父性が出てきて、今では溺愛。7歳と3歳の男子の良い父親してるよ』
お腹の中に命を宿し、出産に向けて覚悟を決めつつあるママと、体も心も身軽なパパとでは、どうしても親としての自覚に差がつく、という現実がありそうです。
「私ならこう出る!」失言に対する緊急対応策は?
投稿者ママの旦那さんへは、先のコメントのパパたちのような”良い意味での豹変”を期待したいものですが、そこに至るまでにはまだ時間を要するでしょう。最後のご紹介は、「今現在」の投稿者さんの心を少しでも軽くしたいと願ったママたちが考案した、失言への緊急対応策です。
『「なら、おまえも動くな」って言う』
『旦那さんに言われたこと、メモしときな! きっと子どもにメロメロになるだろうし、何かあったときに「こんなこと言ってたよね」って脅し文句として使えるはず(笑)』
『ママが情緒不安定になりがちな産前産後のことは引きずるよ。「言わないでほしい」って伝えたら? 分かってくれる旦那さんなら、きっと反省してくれるよ』
『胎動の嬉しさが分からない男の人は多そう。でも「覚えておいてね」って言っておいてあげたら? 子どもが大きくなったとき、懐かしく感じるはず。「胎動の愛おしさが分からないなんて、お気の毒~」くらいに思っておいた方がいいよ』
トピックを通して、筆者があらためて感じるのは、母性や父性、親ゴコロというものは、とても偉大だということ。投稿者ママの旦那さんもきっと近い将来、親ゴコロが開花して、良いパパに豹変していることを祈って……。
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ
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