5歳ではじめて乗る飛行機。うまく耳抜きさせるアイデアは?
子ども連れの”はじめて”には、不安がつきまとうものですよね。とくにしばらく静かにしていなくてはいけない場面では、「グズり出したらどうしよう?」とドキドキも大きくなりがちかもしれません。
ママスタコミュニティにもはじめての子連れ体験にドキドキするママの不安が寄せられました。投稿主の親子が予定している”はじめて”は、飛行機への搭乗です。
耳抜きには飲み物、アメ、耳栓。おもちゃももらえて大満足!
『子どもを5歳くらいで飛行機に乗せた方、反応はどうでしたか? 所要時間は1時間ほどなのですが、耳抜きがうまくできないかもしれないという不安があります。耳が痛くてグズったり、「帰りも乗るのはイヤだ」と号泣しないかな? 新幹線なら3時間ほどの場所なので、迷っています。できれば飛行機がいいんだけど、大丈夫かな?』
主要な国内線は生後9日以降の赤ちゃんなら、搭乗OKとされているよう。ですのでもちろん5歳だって乗ることはできます! 心配なのは、耳抜きが上手くできるかどうかですよね。集まったママたちの体験談では、「大丈夫!」という声が圧倒的。アメや飲み物など耳抜きに使うアイテムもいろいろあがりました。
『うちは実家が新幹線だとドア・ツー・ドアで6時間かかるから、2歳から飛行機に乗ってるよ。手がかからなくなったのは、4歳から。5歳ならよゆうじゃないかな。グズりとかもないし。耳抜きはアメで』
『年末に5歳息子と3歳娘を連れて、乗ったよ。息子は「耳痛い」って言ってたけど、泣いたりはしなかった。お茶を飲んだりして、そのうち忘れていた。大丈夫だと思うけどな』
『うちの子も5歳だけど、飛行機にはルンルンで乗るよ。「窓側がいいな」とか、楽しんでる。「耳がおかしくなったら”ツバごっくん”するといいよ」って教えたけど、ガムかなにか食べてたからさほど痛がらずにふつうにしてたわ。飛行機に乗ればオモチャもらえるし、ジュースも飲めるし。子どもも飽きずに乗れますよ』
『5歳で1時間ほどの飛行なら、大丈夫だと思いますよ。娘が2歳前のころに2時間の飛行をしましたが、大丈夫でした。耳抜きには、お茶を飲ませました。あとはラムネなど口に入れやすいお菓子を食べさせて、本を見て過ごしていました。行き帰りと、おとなしくしていましたよ』
どうしても心配ならこんなグッズもあるようです。
『耳が痛くなるのは離着陸時が多いそうだから、痛くなる前にアメを食べさせるとか飲み物を飲ませるといいよ。耳が痛くなるのを防止する耳栓があるけど、子ども用も売っているのかな? 専用の耳栓をすると、まったく痛くならないよ』
『子ども用の耳栓も、空港の売店で売っていたよ。私が見たのは、1,200円くらいのやつだった』
気圧の急激な変化から起こる痛みや耳鳴りなどを解消する、ハイテク機能の耳栓があるようです。Amazonなどのネット通販でも購入できるようなので、不安があれば用意しておくのもおすすめです。
ふだんから耳や鼻で気になるところがあれば、念のため耳鼻科へ
ただみなさんが「大丈夫!」という中で、ちょっと気になる意見もありました。
『5歳はよゆうだし、赤ちゃんのときも問題なかった! ただ、飛行機で耳が痛くなる子(病名あるけど忘れた)がいるから、事前に耳鼻科でみてもらったほうが安心です。当時小学6年生だった甥が「痛い痛い」と言って、半べそかいてたから』
『行けるなら乗る前に耳鼻科にみてもらったほうがいいです! うちの子はアデノイドが大きくて空間が狭く、扁桃腺も大きいので、飛行機はドクターストップがかかりました。そのまま乗ると、鼓膜がやられることもあるそうです。ふだんの様子を見ていて、睡眠時の無呼吸とかがなければ大丈夫だとは思いますが……。4〜5歳がアデノイドも扁桃腺も成長のピークとのことだったので、参考までに』
一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会ホームページによるとアデノイドとは、ノドの奥のほうにある身体の器官の一部を指します。咽頭扁桃とも呼ばれるこの器官が肥大化している症状を「アデノイド増殖症」などと呼びます。6歳ごろがピークになるようです。ふだんから「いつも口がぽかんと開いている」「いびきがすごく大きい」などの特徴があるようなら、年のため耳鼻科に行って調べてもらうと安心なのではないでしょうか。
新幹線でも3時間ほどの距離であれば、まずはお試しとして行きだけ飛行機に挑戦してみるのもよさそうです。お子さんもすっかり飛行機が気に入って、「次回からは絶対に飛行機!」となるかもしれませんね。
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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