大家族や子だくさんに憧れる?ママたちの答えとその深い意味とは #産後カルタ
何人家族になると”大家族”といい、何人以上子どもがいると”子だくさん”というのかは個人差のあるところでしょう。現在40代の筆者が小学生のころ、約30年前は3人きょうだいは珍しくなかったように記憶しています。むしろひとりっ子のほうが珍しかったかもしれません。同級生には5人きょうだいが2組もいました。それがいまや、子どもが3人でも多いとみなされることもある時代です。
ママたちは”大家族”や”子だくさん”についてどのようにかんがえているのでしょうか。
『大家族、子だくさんって憧れる? 子どもが7人いるお家、「遊んでくれるお兄ちゃんお姉ちゃんがたくさんいて羨ましいなぁ!」とか周りからよく言われてるんだけど、羨ましいかな?』
大家族や子だくさんは羨ましいです!
『お金がないのは嫌だけど、大家族いいな』
『私は羨ましくて憧れていた。だから産んだ。満足』
子どもを育てていくことにはそれなりにお金がかかるものです。子どもが増えるにつれ、子どもひとりあたりにかけられるお金は少なくなっていくのかもしれません。経済的な問題が解決するのなら大家族になってみたい、と考えているママは少なくないのではないでしょうか。実際に大家族に憧れて実現させた、というママもいました。
大家族でも子だくさんでもないけれど、今の家族で満足です!
『羨ましくないかな。羨ましかったら産んでいる』
『家族4人で優雅な暮らしで満足!』
『お金もあって 子ども達に不自由させてないならいいな~っていうか、凄いな~って思う』
家族の幸せのカタチは家族の数だけあるのでしょう。いま目の前にいる家族が健康で元気で笑顔でいられるのなら、充分なのかもしれませんね。
大家族はちょっと無理かも。ママたちの深い理由とは
『3姉妹の長女ってだけでお世話、丸投げされたのに大家族の長女になんかなったら……。絶対、嫌だ』
『うちの実母、金持ちの10人きょうだいだったけど、愛情は行き届かないよ、と言われてから羨ましいと思わなくなった』
『3人でヒーヒーだから無理。お金もヒーヒーになりそうだし』
大家族に対してあまり良いイメージを持っていない、というママもいました。ママたちにはそれなりに深い理由があるようです。3姉妹の長女だったというママはきょうだいのお世話を任されてきたために子どものとき思うように遊ぶことができなかったのかもしれません。お母さまが10人きょうだいだったというママは「愛情が行き届かなかった」と言われたのだとか。10人もいるとひとりひとりに親がかけられる時間や手間は減ってしまうのでしょう。さらに経済的にも大家族は難しい、と感じているママもいました。
幸せのかたちは家庭の数だけある
子どもが多いご家庭は毎日それはにぎやかな日々を過ごしておられるでしょう。おやつやおもちゃを取り合ってケンカをすることもあるかもしれません。そのにぎやかな日々の中で子どもたちは譲り合いや相手への気遣いを学んでいけるのではないでしょうか。
一方子どもがひとりのご家庭では、おやつやおもちゃを取り合いすることもなく悠々と過ごしていけるでしょう。親の愛情も独り占めできますね。
大家族もそうではない家庭もそれぞれに幸せのかたちがあります。ママにできることは目の前にいる自分の家族の幸せを日々育てていくことではないでしょうか。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・もっちもちふっわふわ
関連記事
※「子どもは3人産んで一人前」と言われた、ママたちの胸の内とは……?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 大家族、子だくさんって憧れる?