見抜く能力がすでに備わっている?おもちゃより”本物”を欲しがる赤ちゃんにママができることとは #産後カルタ
赤ちゃん向けのおもちゃはメーカーが安全性を考えて作ってあるものがほとんどでしょう。そのためママやパパは安心して赤ちゃんにおもちゃを与えてあげられますね。しかし、当の赤ちゃんは買ってもらったおもちゃには見向きもしない……、という事態がたびたび起こっているようです。果たして赤ちゃんはどのようなおもちゃを好む傾向があるのでしょうか。ママたちから経験談を伺いました。
『7ヶ月の赤ちゃん。ビニールが好きだからカシャカシャ鳴る布絵本買ってあげたのにやっぱりビニールが好き。カミカミしたがるから歯固めにいろんな種類を買ってあげたのに、目ざとく上の子のおもちゃをしゃぶってる。鏡が好きだから鏡のおもちゃ買ってあげたのに黒い電化製品に映ってる自分にご機嫌。これはハマったー! っておもちゃある?』
赤ちゃんは“本物志向”!?おもちゃよりも魅力的に見えるものとは
『そんなもん。リモコンもスマホもその他も、おもちゃじゃなく本物がいいんだよ』
リモコンもスマホも電化製品ですので取り扱いには注意が必要になるでしょう。スマホに至っては精密機械でもあります。力加減なく扱われると故障する可能性も……。赤ちゃんからは遠ざけておきたいですよね。でも赤ちゃんはなぜ“本物”を見抜いてしまうのでしょうか。
『うちは台所用品だったな。おたまとか、ボールとか鍋とか』
こちらはママがいつもキッチンで使っているおたまやボール、お鍋をおもちゃ代わりにしていた、という赤ちゃんが。ママが使っていると“楽しそうなおもちゃ”に見えてしまうのでしょうか。
『ティッシュの空箱とペットボトルが好きだったな』
ティッシュ! ティッシュは空き箱ならまだ許されるかも(?)しれませんね。しかし、まだティッシュが入っているものを赤ちゃんにとらえられてしまうとアッというまにリビングに”空き箱”とティッシュのお花畑ができてしまうでしょう。
『そんなもん。懐かしいよ。どんなおもちゃよりも、おたま一つでなんとかなった』
こちらのママはおもちゃよりもおたまが活躍した、と懐かしくコメントしてくれました。確かに赤ちゃんにとっては生活用品とおもちゃの区別はつきにくいかもしれません。お金を出しておもちゃを買う前にママにできることはあるのでしょうか。
“本物志向”はわかります!でも触ってほしくない!そのときママができることとは
赤ちゃんが触ってもケガをしたりせず、かつママも困らないようにするために、ママはやはり何か対策を立てないといけません。“本物志向”の赤ちゃんにはどんな“おもちゃ”を気に入るのでしょうか。
『一人目のときはいろいろとおもちゃ買ったけど、すぐ大きくなるし遊ばなくなるんだよね。他の方も書いてるけど、保育園でドリンクヨーグルトなどの小さいペットボトルにお米とか小豆を入れて遊んだりしてたよ。乳酸菌飲料の容器を二つ繋げたり。おもちゃ買わなくてもこういうので子どもは楽しいんだなぁと思った』
お金をかけずに、しかも簡単にママが作ることができるおもちゃがあるようです。ドリンクヨーグルトの空き容器を良く洗い、乾燥させたらその中にお米や小豆などをいれて「マラカス」を作るのですね。キャップを硬く閉め、さらにガムテープなどで止めると、不意にキャップが開いて中身が飛び散ることもないでしょう。
『トイレットペーパーの芯に穴あけて短めの紐で2つ繋げてヌンチャクにしたら結構楽しんでた』
トイレットペーパーの芯でもおもちゃが作れるようです。トイレットペーパーの芯に穴をあけ紐でつなぐだけ、という簡単さ。これならすぐ作れますし、壊れてしまっても惜しくないのではないでしょうか。
『子どもそれぞれで好きな おもちゃは違うからキッズルームや児童館で子どもがハマるタイプを研究する』
工作が苦手、あるいはおもちゃは買ってあげたい、というママは買う前に児童館やキッズルームなどに出かけて我が子のおもちゃの好みを探ってみるといいよ、というコメントがありました。ぬいぐるみが好きなのか、パズルのようなものが好きなのか、トミカかプラレールか、などだいたいの好みがわかれば買いやすいでしょう。「せっかく買ったのに……」ということにならないために事前の調査はしておきたいですね。
触ってほしくないものは手と目の届かないところへ。代わりに手作りのおもちゃはいかが?
赤ちゃんが目についたもの、触ったものを口に入れてしまうのは、その時期の赤ちゃんの身体で口がもっとも感覚が鋭いからだそうです。口に入れて「これはなんだろう?」と確認しているのかもしれませんね。そうやってひとつひとつ学習していくわけです。しかし、ママがどうしても口に入れてほしくない、触ってほしくない、と考えるのであれば、触ってほしくないものは赤ちゃんの視界に入らないようなところにしまわないといけないでしょう。目に入るとどうしても触りたくなってしまい、口で確認したくなってしまうかもしれないからです。
その代わりにママお手製のおもちゃを作ってあげるのはいかがでしょうか? 世界に1点しかない“本物”です。もちろん赤ちゃんのおもちゃの好みがわかるなら買ってもいいでしょう。「うちの子は“本物”を見抜く目が備わっているんだな」と考えて、赤ちゃんの安全のために対策をとってあげてくださいね。
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