育児はママのサポートありきのパパ 育児・家事の見える化を試してみた結果
育児を「やり方がわかっていればやる」とか「何をしてほしいのか言ってくれればやる」というパパさんって結構多いのかなと思います。我が家のパパも例には漏れずで「何したらいいかわかんないし、言ってくれればやるし」が口癖。
もちろん、丁寧に教えて指示して協力してもらうのが一番賢いのだろうなぁとは思いますが、正直、目の前に対応を迫られている子どもがいる状態でそんな悠長なことをしている余裕は私にはない!
私だってわからなくたってやるしかなくて、手探りの中で勉強しながらやっとでこなしているのに、「わからないから」で済ませて任せられるパパが羨ましいやら恨めしいやら。いつも指示しなきゃ動けないくらいならいい! 自分でやる!! と忙しければ忙しいほど、私1人ですべて片付けてしまうというスタイルでした。
ちょうど私が仕事でどうしても夕方留守にしなければならない機会が数日できました。
息子のお迎えが17時30分。
私が帰宅するのが19時30分。
なので、パパが保育園へ息子を迎えに行ってからの2時間くらいのお留守番です。
できればスムーズに仕事を進めていってほしい。そんな思いで書いた、当時のリストがこうでした。
帰宅後からねかしつけまでの事をなるべく細かく書いているので結構な数に見えてしまうのですが要するに、
帰宅→片付け→夕食→入浴→寝る。
この5個のお世話をしつつ家事を済ませていくということです。
おそらく我が家のパパの場合は、この5項目だけを書いて渡しても「何を片付けるの? 何をどのくらい食べさせるの?」等々になるのはわかっていたので、このような細かな形で一番効率よく仕事が進むであろう流れを書きました。
そしていざパパと息子2人でのお留守番。
果たしてどのくらい、仕事が進んでいたであろうか。
16個のタスクのうち達成できていたのは3個。いえ、洗濯物は取り込んであったものの畳まないで床に放置されていたので半分となり2個半といったところでしょうか。
仕事の順序も番号を振っておいて流れにしたはずなのに、そこも完全無視でした(笑)
息子はどうやら私が不在でもご機嫌で過ごせていたようでそれはよかったのですが、夕食やお風呂はおろか、帰宅してからの息子と手洗いもせず、息子のオムツすら見てない始末。
そしてとどめの一言。私が帰宅するなりのパパの第一声「じゃあ交代だな(笑)」これが一番こたえました。
もちろん2時間で寝かしつけまで全部やっておけ! なんて言うつもりは全くありませんでしたが、私だって仕事をして帰ってきてるのに。なるべく負担にならない様にできるだけの家事を済ませた上で留守番を頼んでいるのに、尚も丸投げ。これは流石にあんまりだなと。
リストなんてわずかでもヤル気のあるパパになら効果あるだろうけど、そうじゃなきゃ無意味だわ!
この時は心底思ってしまいました。
その後、もう何度か留守にすることがあり、その間は期待しないようにしつつもリストは貼り続けてみたところ、夕食を食べさせることはできるようにはなりましたが、相変わらず順序は無視されています。
そしてこのリストを突きつけられてしまったパパの口癖は「言ってくれればやるし」から「1人で息子を見ながら全部はできない」に変わりました。
私はやっているんですけどね!!
全部クリア! までは長い道のりとなりそうです。