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シンクにたまったぐちゃぐちゃな食器。置き方を変えるだけで洗う気アップ

子どもたちが騒ぐなか、急いで食事を作って食べさせ、「やっと一息つける~」と思ったら、まだやること残ってました……。食後の食器洗いです。つい、ため息をつきながらやってしまうところ。こんな時、ちょっとお皿の置き方を変えるだけでやる気がアップ! すぐに片付いてしまいます。 教えてくれたのは、整理収納アドバイザーの江間みはるさんです。

食器を洗わなきゃいけないのにやる気がでない。そんなときは……


シンクに山積みにされた食器、鍋、フライパンなどを見ただけで、ため息が出てしまうことってありませんか? 調理に使った鍋やフライパンなどは、使ってすぐに洗えばいいのですが、タイミングが合わないと、あとでまとめて洗うことになります。シンクの中に汚れた鍋や食器が溜まればたまるほど、やる気はダウン。山盛りの洗い物を見て「どこから手をつけていいものやら……」と気分もふさぎがちになりますよね。そんなときは、まずは見た目を変えるだけで「よしやるぞ!」という気分になれますよ。

お皿の種類、コップ、箸をそろえるだけで見た目がスッキリ!


やることは、食器を種類別にそろえるだけ。箸やフォーク、スプーンなどを少し大きめのコップにまとめて立てます。その次に、食器を大きなサイズから順番に重ねていきます。たったこれだけで、見た目の印象がスッキリしたと思いませんか? ポイントは、大きなお皿を下に、その上に小さなお皿を重ねることです。

食器は大→中→小の順番に重ねる


これは、子どもの積み木遊びをヒントに考えました。同じ形の積み木を積み重ねていけばきれいに見えます。安定させて積むためには下の土台がしっかりさせることが大切。
これを食器に応用すると、大➡中➡小と、大きなお皿を下にして、少しずつ上に小さい食器を重ねていきます。さらに、四角いお皿の上には四角いお皿、丸い形のお皿には丸形といった感じで形を統一して重ねていくと、よりきれいに見えます。

「○分で終わる」と思えば取りかかりやすくなる


人は、目から見た情報によってやる気が出たり、逆になくしたりします。食器洗いの場合、汚れた食器がシンクに山積みされていたら「うわぁ……めんどくさい」と感じて嫌になってしまうもの。逆に、食器を整理して置くと「この量なら○分で終わるな」と終わりが見えて、取りかかりやすくなります。食器洗いが面倒だなと思ったら、まずは「見た目」を変えてみてはいかがでしょうか?

 

文・長瀬由利子 イラスト・春野さくら

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